「最低限の広報」で妥協しない。外部をうまく巻き込み、「攻めの広報」に踏み込んだJALパック

Case: パッケージツアー「ジャルパック」のPR活動

マーケティング業務の一環として、あるいは総務の仕事の1つとして――。ブランディングや自社サイトへの誘導増を狙う上でますます重要になってきているものの、広報業務に十分な人員を確保できている企業は少ないのではないでしょうか。

株式会社ジャルパックも、そんな企業の1つ。広報と宣伝の業務をたった2人で担当していました。

同社は1965年に日本初の海外パッケージツアー「ジャルパック」を提供開始。従来は販売代理店に100%頼って利用客を獲得してきましたが、インターネットの普及を受けて方針を転換。パッケージツアーの直販サイトを立ち上げました。

直販サイトへの誘導を増やすため、WebでのPRにもっと注力したいところでしたが、日々の業務に対応していくだけで手一杯。そこで、プレスリリースの原稿作成・配信などの業務をPR TIMESにアウトソースし、広報担当者が本来注力すべき「攻め」の業務にもっと時間を割こうと考えました。

以来、3年にわたってアウトソース先をうまく活用したことで、同社の広報活動はどのように変化してきているのでしょうか。同社販売部 業務グループ 広報宣伝担当の宮原祐マネジャーにお話を伺いました。

 

販売経路としてWebが台頭。けれどWeb PRに割く余力がなかった

――以前はどのような体制で広報活動に取り組んでいましたか。

当社では以前から、私ともう1人の2名体制で広報と宣伝を担当しています。広報以外の業務負荷が大きく、2人だけでは必要最低限の広報業務しかできていないと感じていました。

けれど最近になって、ツアーの販売経路としてWebの比重が大きくなっています。Web経由の申し込み件数は、代理店経由の申し込み件数に迫る勢いで伸びてきています。広報宣伝担当者としては当然、Webからの問い合わせを増やすための施策にも力を入れていかなければいけません。ですが担当者2人だけでは、そこまで余力がない状況でしたね。

 

4~5社のクリッピングを比較。テレビ、新聞・雑誌、Webを網羅する点を評価

――そんな中でPR TIMESを導入しようと検討したのには、何かきっかけがあったのですか?

以前から利用していたクリッピングサービスの依頼先を見直したことがきっかけです。4~5社で比較して、最も魅力的だったのがPR TIMESのクリッピングサービスでした。

それまで使っていたサービスは、新聞や雑誌などの紙媒体で取り上げられた記事の分しかクリッピングされませんでした。それがPR TIMESなら、Webやテレビも含め、さまざまな媒体で取り上げられた実績をまとめてくれます。

今は紙媒体だけではなく、まずWeb媒体で取り上げられて、そこからさらにSNS上で拡散することが重要になってきました。PR TIMESは数多くのWeb媒体を調べて掲載実績を集めてきてくれるので、当社のリリースがどれだけ広い範囲にまで行き渡ったかを把握できます。時代の流れに即したサービスだと感じました。

しかも、料金が安い。非常に助かっています。

それがきっかけでやり取りするようになり、プレスリリース原稿の作成や配信も代行していただけるメニューもあると伺いました。そこから広報業務の一部を手伝っていただくことになったのです。

 

依頼の翌日に原稿が届くことも。メールでの簡単な指示だけで意図が伝わる

――プレスリリースの作成代行について、依頼から納品までの流れを教えてください。

社内でプレスリリースとして発信したいネタが出てきたときは、そのままメールでPR TIMESに連絡し、リリース原稿の作成を依頼します。

作成代行を依頼した3年前から担当者が変わっていないこともあって、こちらの意図をほとんどくみ取ってくれるんですよ。ひどいときはPDFなどの資料もなく、「こんな感じのことをやります」と個条書きでまとめた程度のメールを送るだけで、リリース原稿として仕上げてくれます。

作成を依頼するたびに打ち合わせを開いて細かく指示を出さなくても、100点を付けられるレベルの原稿が届きます。メールだけで完結できるので、とても効率がいいですね。

それに、PR TIMESはとにかく仕事が速いんです。「明日までにできますか?」なんて冗談半分で依頼すると、本当に翌日までに原稿案を提出してくれます。普通ならば2~3日はかかるのではないでしょうか。

ただ、送られてきた原稿をそのまま配信しているわけではありません。そのリリースが露出狙いなのか、ツアーへの申し込み重視なのかで書き方を変えるようにしています。他にも、当社が特に主張したい点を強調するなどして「ジャルパックとしての色」を加えることで、100点だった原稿を120点の原稿へと磨き上げてから配信するように心掛けています。

 

アウトソースで確保できたリソースを、広報が注力すべき「攻め」の業務に

――プレスリリース作成の手間をかなり省けたようですが、それ以外にも業務の効率化につながっている点はありますか?

クリッピングについては日々の結果がメールで届きます。Webの掲載実績についてURLを添えて送ってくれるので、そのまま社内へ回覧に出しています。

他にも毎月、プレスリリースが記事として露出した量を広告費に換算した数値など、成果をまとめた資料を送ってもらっています。月次定例の部長会議や役員会の資料として、一部のグラフや表をそのまま使うこともありますよ。

――業務の一部をアウトソースすることで、導入前よりも余裕ができたかと思います。そうして捻出された時間は、どのような業務に回しているのでしょう。

有力媒体や旅行専門誌などの記者にアプローチを掛けるところです。そうすることで記事として取り上げてもらえる確率を上げ、露出を増やそうと試みています。

 

『ようやく本腰を入れられるようになった「攻め」の広報業務』
ジャルパックの事例の続きは、こちらからどうぞ!!

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