Facebook、「グワラニ語」をサポートしてパラグアイでのユーザー数大幅UP
Case: NO SOCIAL NETWORK
南米では、ほとんどの国でスペイン語が公用語とされていますが、大陸中央部に位置するパラグアイでは、国民の約90%が先住民から伝わる「グワラニ語」を第一言語として使用しています。
南米でのユーザー数増加を目指すFacebook社は、この点に着目。パラグアイの携帯電話キャリア「Tigo」とタッグを組み、FBでグワラニ語を使用言語に加えたのです。
世界的に見れば非常にマイナーな言語であるグワラニ語をFacebookがサポートしたことは現地の人にも驚きだったようで、国内で大きなニュースとして取り上げられたほか、パラグアイ大統領がツイッターにコメントを出すなど、大きな反響を呼びました。
この施策の結果、パラグアイではFacebookのユーザー数が爆発的な伸びを見せたといいます。
確かに、どんなに素晴らしいサービスでも、言語が違えばなかなか使う気にはなりませんね。Facebook社による、ユーザー目線に立ったきめ細かなサービスと、世界一の座に甘んじない、飽くなき向上心がうかがえます。
参考サイト
Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/tigo_facebook_no_social_network
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