本当に喜ばれる接客とは？ハイアットが実施した、一流ホテルマンによる心温まるサービス

Case: The Doors Are Always Open

当サイトでも時折ご紹介していますが、世界中でデジタル化が進んでいる昨今、ホテル業界もウェブ上の仕掛けやアプリなどを使用した様々なプロモーションを行っています。

そんな中、世界各地で500以上のホテルを運営する大手ホテルグループ「ハイアット」は、あえてデジタルから離れ、「#InAHyattWorld」と名付けた“人の手による、温かいサービス”を展開しました。

シカゴ・ロンドン・香港などの世界の主要都市10ヶ所に自慢のホテルマンを派遣し、“宿泊客がホテルに到着して一番はじめに受ける接客”である「ドアを開ける」というサービスを、街中の様々な場所で行ったのです。

タクシーや衣料品店、パブに至るまで、出入りする人のために笑顔でドアを開けます。

10月からおよそ1か月間にわたり実施されたこのキャンペーンは、「一流ホテルに宿泊する顧客が求めているものは、心のこもった温かいサービスである」という調査結果に基づき、企画されたものだといいます。

デジタルテクノロジーの進歩による便利な機能やサービスが当たり前の今だからこそ、今回のような“人の手による生身”のキャンペーンは人々の心に響くものになるのではないかと感じました。

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