イングランド・プレミアリーグ開幕を伝える、“五感に訴える”バス停広告
Case:grass scent and crowd cheers
オーストラリアのスポーツ専門チャンネル「Foxtel」がイングランド・プレミアリーグの開幕に合わせて展開したプロモーション。
舞台は街中のバス停。屋根付きのバス停の側面と背面にはポスターが貼ってあります。
パッと見た限りではいたって普通のポスターですが、その傍らにはボタンが設置されていて、ボタンを押すと“観客の声援”が聞こえ、さらに“スタジアムに充満する芝の匂い”が漂ってくるという仕掛けが施されています。
オーストラリアではプレミアリーグの試合はFoxtelにより放送されていますが、実際に試合の行われるイギリスから遠く離れた地域に住むファンに、プレミアリーグや自分の応援するチームをより身近に感じてもらおう、という狙いのもと企画されました。
直接応援に行くことはできなくても、視覚だけでなく、聴覚、嗅覚に訴えかけることで臨場感を演出する、斬新なアイディア。プリント広告の限界を超えたプロモーションは地元の新聞でも紹介され、注目を集めました。
目を閉じると、まるでスタジアムにいるかのような錯覚をおぼえてしまいそうですね。
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参考サイト
PSFK
http://www.psfk.com/2013/09/bus-stops-freshly-cut-grass.html
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