Twitterユーザーの心理を逆手に取った、ボルボの“地味で地道な”デジタルプロモーション
Case: Followed by volvo
ボルボといえば安全性に定評のあるスウェーデン発祥の自動車メーカー。
そんなボルボがSUVモデル「XC60」に搭載されている、自動ブレーキシステムを訴求するために行ったプロモーション。
今回ベルギー国内で数万人ものフォロワーがいる、影響力のあるTwitterユーザーにリーチすることを狙って考案された施策です。名付けて“Followed by volvo”。
実施したアクションはたった一つ。
影響力のあるTwitterユーザーをキャンペーン専用アカウントでフォローしただけ。
なぜこのようなアクションを行ったか説明していきます。
ご存じのとおりTwitterで“フォローされる”と、“新しいフォロワー”が通知されます。
こんなとき、「その新しいフォロワーがどんな人か気になって、フォロワーのアカウントを確認すること」はよくあることではないでしょうか。
今回ボルボはこのTwitterユーザーの心理を前提として、“フォローしたインフルエンサーから自社のアカウントを確認してもらうこと”を狙ってフォロー活動を行いました。
そして、インフルエンサーが実際にボルボのアカウントをチェックすると、『運転する車を後ろからつけているようにバックミラーで見える』Twitterアカウントのアイキャッチと背景が表示されます。
さらにアカウントの紹介文には、「やあ!あなたを今まさにフォローしています。でも心配しないで。私には自動ブレーキシステムがあるから追突しませんよ。ボルボ車についてもっと知りたい場合はこのURLをクリックして!」と記載されているという仕掛けでした。
実際どれほどのインフルエンサーにボルボのTwitterアカウントを確認してもらえ、メッセージを届けられたか定かではありませんが、目の付け所はとてもユニークだと思いました。
面白いアプローチですね!
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