挑戦者求む!ハイネケン、“渡航先をルーレットに委ねる”空港プロモーション
Case:Departure Roulette
大手ビールメーカー・Heinekenが、ニューヨークJFK空港で旅行客をターゲットにしてユニークなプロモーションを実施しています。
その名も、“Departure Roulette”(出発先をかけたルーレット)。
合言葉は、“Drop Everything.Push Button”(すべてを投げ捨てて、ボタンを押そう!)。
ルーレットの挑戦者はまず、“渡航先を必ずルーレットが表示した土地へ変更する”ことを約束させられます。結果がどこであろうとも、元々予約していた航空券はキャンセルし、ルーレットの運命に従い、目的地を変更して、直ちに出発するというゲームです。
ルーレットは週2回設置されるといい、先日1人目の挑戦者がルーレットを回したところ、目的地はキプロスと表示されました。
この旅行者は祖父母と6週間ウィーンで滞在する予定でしたが、急きょ予定を変更。Heinekenから至急された2000ドルの滞在費でキプロスで2泊の旅を送ることになったそうです。
ハイネケンは『冒険心』をブランドメッセージに掲げており、4名の男性が人里離れた土地に送りだされ、それぞれの冒険を撮影する“Dropped”というキャンペーンを1か月前から行っています。今回の空港企画も、この“Dropped”キャンペーンからヒントを得て実現したといいます。
こちらの試みは、すでにテレビやWebで数多くパブリシティになっており、PR的には成功しているようです。時間に余裕があって、非日常を体験したい好奇心旺盛な人にはうってつけの企画かもしれませんね。
世界各地で実施されたハイネケンのユニークな広告に関心のある方は下記もご覧ください。
動画はコチラ
参考サイト
0