MINI、女性ドライバーに“ながら運転”の危険性を訴えるドッキリエアバッグ
Case: Misplaced Airbag
コンパクトカーブランド・MINIによる危険運転防止キャンペーン。
プロモーション背景
メキシコでは年間の交通事故のうち女性ドライバーの割合が22%を占めており、毎年1,273本もの口紅が壊れています。つまり、交通事故の大きな原因のひとつが「化粧をしながらの運転」であるということ。事実、朝の忙しい時間を惜しんで通勤の車を運転しながら化粧をしている女性が多いという現状があります。
MINIはこのような状況を打破すべく、ターゲットとなる女性への啓発キャンペーンを実施。「メイクアップにはメイクアップに然るべき時間と場所がある」ということを訴求する企画です。
施策内容
プロモーションを実施した場所は化粧室。
化粧室の鏡の前でメイクをする女性たち。彼女たちが熱心にメイクをしていると、突如ソープディスペンサーから“特性エアバッグ”が飛び出します。
エアバッグには「全てのものごとには、然るべき時間と場所があります。(たとえば)化粧にも運転にも」と明示されていました。
女性たちはこの“意外な場所”から飛び出たエアバッグに驚きながらも、興味津々にメッセージを確認していたといいます。
“事故はいつでも突発的に起こる”という事実をユニークな手法で訴求する企画。
このプロモーションの結果、70万ドル相当のフリーパブリシティを獲得し、わずか1週間で数千件のバズがネット上で生まれたといいます。
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動画はコチラ
参考サイト
Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/mini_cooper_misplaced_airbag
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