ヴィヴィアン・ウエストウッド、目が釘付けになる“異様なマネキン”で家庭内暴力反対を啓発
Case:Mannequins Turn into Domestic Abuse Victims
世界的に見て大きな社会問題である家庭内暴力。
イタリアでは年間120人もの女性が家庭内暴力で命を落としているそうですが、そんな状況を見かね、英アパレルブランド・Vivienne Westwoodが、『女性に対する暴力撤廃日』に合わせてミラノ市内でユニークな啓発プロモーションを実施。
ショップのショーケースにある女性用マネキンに家庭内暴力を受けたような痕(青あざ)をつけて展示するという試み。マネキンのそばには「3人に1人の女性が家庭内暴力の被害者です。泣き寝入りせず(あなたの身の回りで気付いたことがあれば)、1522までお電話ください」というメッセージも掲示しました。
合わせて、ショップの上にあるマンションの各部屋の窓にも痛々しい痕の残るマネキンのイメージを投影しています。
この試みは、通りを歩いていた人の目をくぎ付けにしただけでなく、テレビを含め様々なメディアで数多く報道され、多くの人にリーチできたそうです。
代理店はLeo Burnett。目の付けどころがシャープで巧いPRですね。
動画はコチラ
参考サイト
・Adverblog
http://www.adverblog.com/2013/04/02/mannequins-turned-into-domestic-abuse-victims/
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