ゲームを体験することで“乳がんの自己診断プロセスをマスターできる” iPad広告

Case:Prize Of A Lifetime

毎年10月は、乳がんの早期発見・早期治療を啓発する「乳がん月間」です。
そんな「乳がん月間」に合わせて、マレーシアの国立がん学会が、iPad用の電子雑誌(女性誌)に出稿したインタラクティブな広告を紹介します。
テーマは、『Prize Of A Lifetime』(寿命が賞品)

この雑誌広告は、誌面で紹介される簡単なゲームを通じて、読者の女性自身が『乳がんを早期発見するための自己診断プロセスを一通り体験できる』>という仕掛けが施されています。

広告の1ページ目には「ゲームの賞品は“寿命”です!」「質問は受け付けないのでとりあえず指を動かしてみて!」と表示されています。
※乳がん云々という説明はあえてなされていません。

次頁からゲームが開始。ゲームはとてもシンプルで、以下キャプチャの「Start」から「End」の位置まで指を押してマークをスライドするだけ。上手くできたら点数が入ります。全部で3ステージに分かれていて、各ステージで指でなぞるコースが異なります。
お気づきの通り各コースの真ん中にあるピンク色の丸は乳首をイメージしています。


3ステージ目をクリアすると、ようやく種明かしで「たったいま乳がんの自己診断が完了しましたよ」と画面に表示されます。(もちろんゲームで行った指でコースをなぞる動作を自身の胸で行った場合ですが)

続いてのページで、「マレーシアでいかに多くの女性が乳がん発症のリスクがあるか」、「乳がんの早期発見のためには自己診断がいかに重要なことであるか」といった点が説明されます。そして、より詳細な自己診断法について理解してもらうよう促す流れになっています。

テクノロジーのこういう使い方はいいですね。面白い!

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動画はコチラ

参考サイト

・buzzillablog
http://www.buzzillablog.com/2012/10/breast-cancer-self-check-ipad-ad.html

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