ポテチのサンプリング “全自動ポテトチップス製造マシーン”
Case:Lay’s machine
本日は大手ポテトチップスブランド「Lay’s」がスーパーマーケットの店頭で展開したユニークなプロモーションをご紹介します。
プロモーションの狙いは、競合他社がお菓子の原材料を明らかにしない中にあって、「Lay’s」ポテトチップスの原材料が「自然のジャガイモ」と「植物油」と「少量の塩」だけを使い、『無添加で製造している』ということを買物客に伝えることでした。
この点を訴求するために、『ジャガイモからリアルタイムでポテトチップスを全自動で製造するマシーン』をスーパーマーケットの店頭に設置しました。
買物客がマシーンのジャガイモ投入口にジャガイモを入れると起動します。
原材料のジャガイモからポテトチップスになるまでの製造過程が見られるようにマシーンの内部があらわになります。
このジャガイモがマシーンの中でまず始めに綺麗に水で洗われ、続いて皮をクルクルと剥かれます。
次に薄くチップス用にカッティングされ、そして火にかけた油の中に入れられ調理されます。
最後に少量の塩が入った風船を全自動フォークで割って、ポテトチップスに塩をかけ、パッケージングして完成します。
子供から大人まで数多くの人がこのリアルタイムポテトチップスマシーンを楽しんで体験したようです。
単なるサンプリングよりも、何倍も(前述した)目的の達成とともに、ブランディングにも寄与するアイディア。
原材料について小難しくなく、エンターテインメントで訴求しています。
このマシーン自体が設置されるスーパーマーケットにとっても、買物客へのちょっとしたアトラクションになるので、今後の横展開の可能性を感じます。
素晴らしいプロモーション!
動画はコチラ
Lay’s machine – Debut (English txt) from Castro Innovation on Vimeo.
参考サイト
・Adverblog
http://www.adverblog.com/2011/11/11/potato-chips-in-real-time/
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