折り紙の進化系!? ティシュ・クラフト・アート『Tissue Animals』
■折り紙の進化系!?ティシュ・クラフト・アート。
1枚のティッシュがさまざまな動物に変身するネピアのブランドフィルム
「Tissue Animals」
紙をつくる企業として、サステナブルな森の管理やその生態系の保全、人々の雇用促進に取り組んでいるネピア。
いい紙づくりは、いい森づくりから。
森に、ありがとう。
この度、そんなネピアの想いが、ひとつの映像作品になりました。
コマ撮りという手法で、1コマ1コマ撮影された1枚のティシュが、1本の木から小鳥に、小鳥からカエルに…と、さまざまないきものに変化していきます。
それは、誰も見たことのない「ティシュ・クラフト・アート」。
私たちが普段手にしている紙も、はじめは森の中に生まれた木々でした。
いちばん森のお世話になっているのは、私たち人間かもしれないから。森への感謝をいつまでも忘れないようにしたいものです。
これからも、ずっとずっと、健やかな森とたくさんの命が続いていきますように。
■出演
小鳥 クマ
カエル ヘビ
ワラビー フサオマキサル
オオカミ シカ
イトウ(魚) 人間
■解説
ティシュは森から生まれるものという事実をシンプルに伝えるため、ティシュをつかって、さまざまな森のいきものたちの営みを表現することにしました。
監督は、第16回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門で新人賞を受賞した新井風愉氏。撮影・制作には、“コマ撮りアニメーター”の、おーのもとき氏が携わりました。
1コマ1コマ、ちょっとずつ動かしていき、スタジオにこもったのは、なんと丸6日間!
折り紙の手法や、ティシュならではの質感を活かした「ちぎり」「ねじり」などを用いて、Tissue Animalたちは、すべてティシュ1枚からつくられています。
1分40秒のムービーのなかで、1枚のティシュが、木→小鳥→カエル→ワラビー→オオカミ→イトウ(魚)→クマ→ヘビ→フサオマキサル→シカ→人間→若葉と変化します。
私たちは、この手法を「ティシュ・クラフト・アート」と呼んでいますが、特にこのような作品をつくるアーティストがいるわけではなく、撮影チームみんなでトライアンドエラーを繰り返しながら、つくっていったものになります。
このムービーを、同社の森林保護・管理への思いと、森の大切さを多くの人に知ってもらうきっかけにしたいと考えています。
■メイキングムービー
「Tissue Animals (Making Movie)」
■ネピアありますか?と言おう。サイト
http://nepia-arimasuka.com/
■ネピアの取り組み
国内外約47万ヘクタール(国内:18.9ha、海外:28.5ha)におよぶ社有林「王子の森」を管理するなど、「環境にやさしく」「環境に貢献する」をスローガンとしているネピア。森林資源を有効活用した商品づくりをめざしており、2011年秋からは、主力のnepia商品にFSC認証紙(※注)を採用しています。
※注 FSC認証紙とは
FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)は、国際的な森林認証制度を行う第三者機関のひとつ。継続可能な森林管理を推進することを活動目的としており、「環境保全」「社会的利益」「経済的継続性」の観点から10の原則と56の基準による審査を行い、適切に管理されている森林を認証している。FSC認証紙は、適切に管理されている森林から生産された木材を材料とすることが証明された紙。使用することを通して、違法伐採の排除や高保護価値森林の保全に貢献できる。
■スタッフ
企画制作:電通+アドブレーン+ROBOT
CD:佐藤 仁
企画+C:越智一仁
PR:小澤卓男、川崎泰広
演出:新井風愉
PM:高杉 誠
コマ撮りアニメーター:おーのもとき
撮影:杉田知洋江、新谷真博
照明:HIGASIX、吉村知弥
美術:鴇田清美、斉藤貴教、正木静香
編集:稲本真帆
楽曲制作:鮫島 充
効果音:徳永義明
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