着崩れしにくい着物でもっと自由に!元山兄弟がおしゃれに着こなすWEB動画。

着物業界の革命家として現代的で自由な着物の普及を目指す元山兄弟が、YouTubeチャンネルを立ち上げ、「着物のある生活」をテーマにしたイメージムービーを公開しました。祖母の代から和裁士の一家に生まれ、兄の巧大さんも和裁士の資格をもつ元山兄弟。着物業界の衰退を目の当たりにしたことで、新しい着物文化を創りたいと立ち上がり、現在は『巧流-call-』という着物サロンを運営しています。そんなお二人が提案する新時代の着物とは?従来の着物のイメージを覆すおしゃれな着こなしをぜひご覧ください。

簡単で、着崩れしない

昔ながらの日本家屋。湯を沸かすやかんの音が聞こえてきます。

いつものようにコーヒーを入れると、ゆっくりと飲みながら窓の外を眺める兄の巧大さん。何気ないシンプルなシーンですが、ヘアスタイルやコーヒーカップなど、一つ一つにこだわりが感じられます。

そしてコーヒーを飲み終えると、タートルネックのニットの上からサッと着物を羽織りました。慣れた手つきで着物を整えていく巧大さん。『巧流-call-』の着物は、両衿先についている紐を背穴にとおすデザインなので、誰でも1分で簡単に着付けできるそう。たくさん動いても、着崩れしにくいようです。

さらに、コートを着るように黒の羽織りを着て、今日のコーディネートが完成。洋服生地で仕立てたモダンなデザインが、さりげなく日常のシーンに溶け込んでいます。

現代のトレンドを取り入れて

外出の準備が整うと、玄関へ。

シルバーの腕時計をつけ、スマホを腰ひもに挟み、大きなバックを持って外出する巧大さん。一見、着物とは相容れないイメージのある現代的なアイテムも、意外とマッチすることが伝わっています。

そして巧大さんは、電車に乗ってある場所へと向かいます。こんな日常的なシーンこそ、和洋折衷な着物姿がより映えるようです。

巧大さんが待ちあわせていたのは、弟の誠也さん。誠也さんも、ベージュの着物にマフラーを巻いて、おしゃれに着こなしています。

そしてラストは、二人が楽しそうにお茶をするシーン。こんな風に着物を気軽に着こなせるなんて、意外な発見でしたね。着物の自由さを伝えると共に、自社ならではの魅力をvlogのようなスタイルで見せたこの事例。現在、クラウドファンディングサービスmakuakeで販売中のプロジェクトでは、応援購入がすでに目標金額を達成しており、今後も新時代の着物が広がっていく予感です。

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