焚火を囲みながら本音で話しあえる企業研修サービス「TAKIVIVA(タキビバ)」

社会全体が未来に漠然と不安を抱える中、これからの時代は“答えのない問い”に向き合う力が必要という声を、よく耳にするようになりました。そんな中、2020年9月に北軽井沢で、“焚火”を使った新しいカタチの企業研修サービスがはじまろうとしています。“焚火”を囲むことによって、企業や個人にどんな変化が生まれるのでしょうか?今回は、実際に体験している様子を見ることができるイメージ動画をご紹介いたします。

“焚火”を囲んで

ここは冬の北軽井沢。2020年の秋に新しくオープンした宿泊型ミーティング施設「TAKIBIBA」に、ある企業のグループがやってきました。

グループの参加者たちは、“焚火を囲んで語り合う”というこれまでに経験したことのない研修内容にまだ少し戸惑っている様子。その中にいた一人の女性が「火をみんなで見ていたら、この微妙な感じがどうなるのかなって、すごい楽しみ」と話すと、皆うなずいています。

ところで、なぜ“火を囲む”というこれまでにないミーティング施設がはじまったのでしょうか。振り返ってみると、“火”は遥か昔から人類の進化に欠かせないもの。人々が火を囲むことによって、そこに濃密なコミュニケーションが生まれ、個人と集団に連鎖するエネルギーが新たな創造性を生み出してきたと考えられています。一方、現代はコミュニケーションが希薄になり、人と社会が孤立を深めているという声も。そこで今こそ、本音で話したくなる環境が求められているのです。

先ほどのメンバーも、これまでは仕事上の付き合いだけで、プライベートの話はあまりしてこなかった様子。皆で同じ料理を食べながら、少しずつ一人一人がこれまでの人生について話し始めます。中には「前の会社はベンチャーだったから、こういう話って全然聞けなくて」と言いながら、自分自身と照らし合わせる女性も。ベンチャーに限らず、こんなに顔を向き合わせながらじっくり話をするというのは、現代社会の中では珍しいことなのかもしれません。

本音を出し合える場

やがて日も暮れ、あたりは真っ暗に。静寂に包まれる中、焚火の光と音が参加者たちの心をほどいていきます。

夕食時、焚火を使って食材を焼きながら、ワイワイと盛り上がる参加者たち。火を囲みながら一緒に過ごすことによって、だいぶ打ち解けてきたようです。

そして夕食を終えると、また全員で話をはじめました。“火を囲む”という特別な時間について話す人、昼間とはまた違った本音が出てくる人、他の参加者たちの話を聞いた感想を話す人など、様々な話が聞こえてきます。

自ら本音で話し、相手の本音も聞くことによって、互いにコミュニケーションを深め合えたメンバーたち。段々と全員の表情が明るくなり、心が解放されていく様子が伝わってきます。

現代社会において、同じ企業で働く仲間で焚火を囲んだり、働いている時には見せない本音を話したり、その中で相手を深く知ることができたり…、そんな機会はなかなかないですよね。言葉の説明だけでは理解しづらい内容を、イメージ動画にすることによって、利用するメリットをわかりやすく伝えている事例でした。

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