2017年版「窓と猫の物語」CM 黒猫が目撃した「見とれすぎて…」
ここ数年、CMで「窓と猫の物語」を描いてきたアルミ建材メーカー「YKK AP」が、最新CM「見とれすぎて」を発表しました。今回のロケ地はブルガリア。窓を通して外を見つめる黒猫ちゃんは、どんな物語に出会うのでしょうか。
穏やかな昼下がり
窓から向かいの通りを眺めている黒猫ちゃん。
見とれすぎて…
人々が行き交う中、一人の女性がブティックの赤いドレスに目を奪われています。
ドレスに見とれたまま歩いていたら、電柱に激突してしまいました。
次々と他者に降りかかる災難
痛い思いをしてしまいましたが、女性はそれでもドレスを諦められません。購入するのか、しないのか…ブティックの前をうろうろしていると、今度はハシゴにぶつかり倒してしまいました。
倒れたハシゴがお隣の果物屋さんの台車を直撃。大量のリンゴがゴロゴロと通りを転がっていきます。
ハシゴの上の作業員は窓にぶら下がってあたふた、子どもたちが一生懸命リンゴを拾っているのに、女性は自分が引き起こした“災難”に全く気付いていません。いまだに視線はドレスに向けられているのです。
ついに自分にも災難が…
再びブティックの前を歩いていると、果物屋さんとは逆方向の隣で慎重にピアノを降ろそうとしている作業員とぶつかりました。その瞬間、うっかりロープをつかんでしまい、ピアノと入れ替わりで女性は吊るされるはめに。
皮肉にも、ハシゴを失い窓からぶら下がっている作業員と同じ高さであたふたする女性。その下のブティックでは、また別の女性がドレスに惹きつけられていました。
黒猫ちゃんがそれに気が付き、窓をひっかきながら必死に女性に「見て見てアピール」で警告しています。
時すでに遅し。女性が地面に降りてくると、別の女性があの赤いドレスを着て帰る姿を店主が見送るのでした。
窓と猫の物語
今回の物語の教訓?「一目ぼれしたら即購入が鉄則!」ということでしょうか…。
さまざまな人に迷惑を掛けたにもかかわらず、結局女性はドレスを手に入れることができませんでした。その一部始終を黒猫ちゃんがドキドキしながら見ている様子がかわいい「YKK AP」のCMでした。
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