滋賀県が作ったCM「武将と言えば石田三成~♪」が頭から離れず中毒性が高いと話題沸騰中!
全国初の試みだと思われる、「県と武将」のタイアップCMが公開されました。滋賀県が武将・石田三成を大々的にPRしています。色々な意味で一度見たら頭から離れない、ちょっと中毒性のある作りとなっており、YouTube公開から1週間で再生回数80万回を記録しています。
レトロ感ありすぎ!
「あれ、何十年も前から放送されてたっけ?」と思ってしまうような古めかしい画面構成。レトロな服装の少年が唐突に「武将なんてどれも同じでしょ?」と言うと…。
これまた懐かしい感じの音楽と共に「武将と言えば石田三成~♪」と歌が入ります。
「イチ・ゴー・ロク・ゼロ、滋賀県生まれ」だそうです。1560を人文字で表し、最後はスーイスイと水をかく動作を見せるのですが、もしかしてこれは「琵琶湖で泳げる」アピールでしょうか。
普通の人は、寝首をかかれません!
「配下に寝首をかかれないか心配で~…」と首をさする姿が妙に生々しい主婦。この時代にそんな心配をしている人、普通いませんが大真面目な様子がおもしろい。
配下にするにも石田三成がオススメなよう。
2回目の「イチ・ゴー・ロク・ゼロ、滋賀県生まれ」のフレーズで、もう完璧に三成が生まれた年と出身地をインプットされました。永遠に忘れない気がします。
豊臣秀吉のお墨付き?
秀吉の側近だった三成。「忠義心ナンバーワン宣言」をする三成に秀吉が「さすがー!」と誇らしげですが、画面下のテロップ「※故人の感想です」がなんとも悲しく切ない。
本当の三成とは
非情冷酷、打算的と言われている三成ですが、「石田三成×滋賀県」ポータルサイトによれば、彼が戦国時代に掲げた旗印は「大一大万大吉」、「一人が皆のために、皆が一人のために動けば、人生は吉となり、この世に平和が訪れる」という意味が込められているそうです。
そして、武将の登用の際はこんなことに気を付けてねという、よくカードローンなどのCMで見かけるような注意書きがこちらです。
最後まで手抜き感が全くナシ!
三成の名前がまだ「佐吉」だった若かりし頃、のどが乾いていた秀吉に1杯目は一気に飲み干せるほどぬるめ、2杯目は熱め、3杯目はもっと熱めのお茶を出してもてなしたという話で有名な「三献の茶」まで紹介しています。それにしても、そんな上からお茶を注がなくても!こぼれてますよ。
NHKの「NEWSWEB」でも取り上げられるほど話題になっているこちらのCMですが、なんと今月27日には石田三成をPRする第2弾のCMが登場するとのことです。「第1弾に負けない、インパクトのあるものになる」と滋賀県の担当者が語っているので期待できそうですね!
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