過疎化のまちを救う!? 新しい交通の手段、ロボットタクシーって何?

人口の都市集中型がますます進む日本において、地方の過疎化が更に進んでいるのもまた事実のよう。過疎化が進むと、そもそもあまり施設が充実していないのに、例えば大きな病院が閉鎖に追い込まれたりと、実際に住んでいる人にとっては不都合なことも多くなりますよね。

過疎化した近未来のまちで

2020年、過疎化した架空のまちが舞台。

多くのまちでは、バスも電車も無くなり、普通に暮らすことすら難しい。
このまちは違った。きっかけは一台のタクシー。

そんなテロップの後、タクシー運転手のひとり言が続きます。「ボクは毎日人を乗せて走っている。このまちの朝は早い」。そんなセリフとともに映し出されるのは、のどかでどこか昔懐かしい田舎のまち並み。

のどかなまち並みを走り続けるタクシー

「1日はあっという間に過ぎる」と話す、タクシー運転手はまた、「誰かを迎えに行く時に走る、この道が好きだ」と言います。そして、タクシーを縁側で待つお年寄りの夫婦を乗せて出発。

仲良くタクシーに乗る老夫婦

ご機嫌にタクシーの後部座席に乗る仲の良さそうなその老夫婦。しかし、運転席の方を見てみると…。

そうです。コンピューター制御された無人のタクシーだったわけです。ゆりかもめなど、レールの上を走る列車では実用化されているものの、普通の道路で人的労力なしに車の運転が可能なのかどうか…。

安全面で賛否両論ありそうな気もしますが、過疎化が進んでバスや電車がほとんど走っていないのに、老人の数はむしろ増えている、といった地域で実用化されたら、威力を発揮すること間違い無しですね。

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