本当の旅人は外国語で夢を見る?スカンジナビア航空のCMが詩的で素敵
ゴールデンウィークが終わったばかりで、海外旅行から戻って間もないという人も多いかもしれません。美味しいものを食べたり、買い物をしたり…。楽しいことは山ほどありますが、困ることといえば言葉の問題。行く先々の言葉を自由自在に話せたらどんなにいいでしょうか。
くじらと会話する女性
海の中でくじらと出合い、話しかけられる女性。なぜか格好はトレンチコートにスラックスといった、オフィスに行くような格好です。
こんなところで何してるの?
傘を探してるのよ。
そんな会話をするくじらと女性。気づくと今度は、あるホテルのベッドの上に置かれたトランクの中にいます。
日本人のホテルマンから傘を手渡され…
すると部屋のドアの上にあるランプサインが点灯してドアが開き、傘を持ったホテルマンが立っています。「トルコではこちらをお使いください」と手に持った傘を女性に手渡します。
傘を広げて空を浮遊
突然ホテルの廊下の天井からスルスルスルッと落ちてきた梯子に登るようホテルマンに案内されるまま、女性は素直にその梯子を登って行きます。そして登り切ったところにある扉を開けると、手に持っていた傘を広げ、メリーポピンズのように空高くからふわりふわりと地上に向けてゆっくりと飛んで行く女性。
たどり着いた雪山では
途中煙突掃除のイタリア人の男性に挨拶されたりしながら飛行を続け、いつの間にか雪山に到着。地上ではスカートを履いた男性の集団が民族舞踊のようなものを踊っています。
すべては夢の中の出来事
民族舞踊を踊っている集団の中央で、一人踊っていない男性が女性に向かって、「当機はあと20分で着陸いたします」と現地の言葉で話しています。そこでぱっと目が覚めると…。
飛行機の中でいつの間にか眠ってしまっていたその女性。膝の上に置かれた雑誌のちょうど開いてあるページに、いましがた目にしていた民族舞踊を踊る男性たちの記事が載っています。
ああ、すべては夢だったのか…とここで気づくわけですが、彼女のすごいところは夢の中であらゆる言語を理解していた点。バイリンガルでもすごいのに、何カ国語もって…。頭の中を覗いてみたくなってしまいますね。
(参考サイト:YouTube)
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