阪神・淡路大震災から20年。立派に成人した当時の赤ちゃん達が照らす希望の光
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒、震度7の揺れが襲った阪神・淡路大震災。死者は6,434名にものぼり、都市の直下で起こった地震として当時の地震災害としては戦後最大規模の被害を出しました。あれからちょうど20年。地震発生当時の赤ちゃんたちが、今年立派に成人を迎えました。
7日間の闇
震災直後ライフラインは断絶され、約260万軒が停電。電力の復旧に7日間も要したといいます。安否確認にも今ほど携帯は普及しておらず、設置された電話には長蛇の列が。
「一刻も早く電力を。」と皆が願うなか、7日間の暗闇を経てようやく電力は復旧。その時関西電力が立てた誓いがこちら。
「二度と、この街の明かりを消さない」
あれから20年…
あの震災から20年。震災年に生まれた子どもたちが、今年立派に成人を迎えました。当時赤ちゃんだった写真を胸に、笑顔を見せてくれる新成人たち。街中が悲しみに暮れる中、きっと彼らのあどけない笑顔こそが希望の光だったことでしょう。
光輝く街へと
そして現在。まばゆいイルミネーションの“神戸リミナリエ”は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めて大震災の起こった1995年の12月に初めて開催され、昨年で20回目を迎えました。天空から見た神戸の街並みの夜景は、震災を遠い記憶として封じ込めてしまうほどの美しさ。
最後に映像は、こんな言葉で締めくくられています。
この街の20年は、この国の希望だ
この街が復興を遂げる20年と共に育った子どもたち。成人になった彼らが、これからどんな未来を創造していくかを楽しみに…そしてまだ復興の途中にある東日本大震災の被災地の皆さんへ、この20年後の希望の光を届けるべく一緒に頑張って行きたいと思いました。
(参考サイト:YouTube)
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