\ Pick of the month /先月の話題事例ピックアップ<2026年3月>

PR EDGEにおいて、1ヵ月を通してたくさん読まれたPR事例・クリエイティブ事例をピックアップしてご紹介する「Pick of the month」。

今回は、焼肉きんぐ、TBS、東京メトロ半蔵門線、Uber Eats、NELL、オーディオテクニカ、キッコーマン食品の7事例紹介記事をまとめてお届けします。

1. 「おいしいやで。」エセ関西弁と約3,300枚のクーポンで注目を集める体験型広告

焼肉食べ放題専門店「焼肉きんぐ」を運営する株式会社物語コーポレーションは、「焼肉きんぐ namBaHIPS店」のオープンを記念し、Osaka Metroなんば駅にピールオフ広告を掲出しました。

コンコースの2つの壁面に、新店舗で10%の割引が受けられる「肉型クーポン」を合計約3,300枚貼り付けた広告です。

一般的なカード型ではなく、生肉を模したクーポンを壁面に貼り付けることで、焼肉店らしさを直感的に伝えつつ通行者の視線を引く工夫を盛り込んでいます。

壁面の広告デザインはそれぞれ異なり、一方には五大名物のビジュアルをひとつずつ並べています。そしてもう一方には「エセ関西弁」を採用したのが本施策のポイント。

巨大広告に大きな文字で「おいしいやで。」と、あえて違和感のある文言を盛り込み、駅利用者の視線を集める狙いがうかがえます。

立ち止まることが少ない駅コンコースの壁面に関西エリアならではのユーモアを取り入れることで、クーポンの取得、店舗利用といったアクションを促しました。

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2. 絶対に行きたくない旅を提案される!? 『クレイジージャーニー』旅行代理店が赤坂に登場

番組『クレイジージャーニー』をテーマにした架空の店舗「クレイジージャーニー旅行代理店」が、2026年3月13日(金)から17日(火)まで赤坂サカス広場でオープンしました。

番組で紹介してきた“クレイジー”な旅先をモチーフにした旅行代理店という設定で、来場者は“絶対に行きたくない旅”を提案される体験を楽しみます。

実際に旅行商品を販売する場ではなく、番組らしい外国人店員との会話そのものがイベントのメインコンテンツとして据えられているのが特徴です。

本企画は、2026年3月13日(金)から22日(日)まで開催した、国内最大級のクリエイティブの祭典「TOKYO CREATIVE SALON 2026」(以下、TCS)の会期に合わせて実施されました。

番組ファンに限らず、街のクリエイティブを目的に赤坂に訪れた人々にとっても、TBSのコンテンツづくりの一端に触れる接点となっています。

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3. 駅も車内も「メタモン」だらけ! 半蔵“モン”線初の電車丸ごと貸切広告

東京メトロ半蔵門線で、ポケモンのキャラクター「メタモン」が駅構内および車内をジャックする特別広告が展開されました。

こちらはNintendo Switch 2のソフト『ぽこ あ ポケモン』の発売に合わせて実施されるプロモーション企画で、駅構内や車内のいたるところにメタモンが出現。

メタモンの体の色と半蔵門線の路線カラーが同じ紫色であることに加え、「メタモン」と「半蔵“モン”」という語感の一致が、企画の起点になっています。

また、メタモンが半蔵門線の路線マークに擬態した特別デザイン「半蔵モン線」マークも公開。押上〈スカイツリー前〉駅、半蔵門駅、渋谷駅のホームやコンコースに「半蔵モン線」マークやメタモンが登場しました。

半蔵門線で初となる「車両まるごと貸切」というフォーマットを、人気IPで実施したことで話題性を生んだ、交通広告の新しい活用手法です。

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4. 観戦中の決定的瞬間を見逃したくないファンのために Uber Eats新CM

Uber Eats Japan合同会社(以下、Uber Eats)は、WBCをはじめとするスポーツ観戦の機会が増える時期に合わせ、中尾明慶さん、仲里依紗さんが出演する新CM「見逃したくないなら、Uber Eatsで、いーんじゃない?野球篇」を公開しました。

自宅で観戦するスポーツファンに向けて、「決定的瞬間を見逃したくない」というニーズに応えられるUber Eatsのメリットを訴求します。

さらに、Uber Eatsを初めて利用するユーザーに向け、初回75%オフになるプロモーションを実施。また、新CMの公開を記念し、オリジナルトレーディングカードも制作しました。

コレクター心をくすぐるトレーディングカードを、数量限定かつ抽選でプレゼントします。「Uber Eatsで注文した食事を楽しみながらスポーツ観戦した」という思い出の証にもなりそうです。

イベント需要に合わせた訴求効果を期待させるCM。「一瞬を見逃したくない」というファンのニーズや感情に働きかける内容で、利用拡大につなげます。

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5. “寝ながら撮るプリクラ”で睡眠改善!? 世界睡眠デーにマットレスの重要性を周知

D2C寝具ブランド「NELL(ネル)」を運営する株式会社Morghtは、3月13日の「世界睡眠デー」にあわせ、寝相を可視化するイベント「寝っころプリ by NELL」を六本木ヒルズ大屋根プラザで開催しました。

同社が全国の20〜60代を対象に実施した睡眠に関する調査によると、睡眠改善を試みる際に、まず枕を見直す人が多い傾向にあると明らかになった一方で、入眠時間の短縮や休養感の向上に影響していたのはマットレスだったという結果も示されました。

睡眠時の荷重が「頭1割・身体9割」でありながら、生活者の意識・行動と実際の効果の間に乖離があるといいます。今回の企画は、そのギャップに着目して設計されたイベントです。

会場には、天井から広角で撮影する専用ブースを設置し、参加者がマットレスに横たわった姿をプリクラのようにテンポよく記録。

若年層になじみのある「プリ機」という形式を取り入れることで、普段は自分では見ることができない睡眠中の姿を可視化。通常のプリ機とは異なるシチュエーションで撮影を楽しみながら、睡眠の質に関心を向けるきっかけを創出しました。

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6. MENSA会員監修 東大生正答率0.35%の“聴”難問OOH

株式会社オーディオテクニカが展開するブランド「audio-technica MIMIO(オーディオテクニカミミオ)」は、3月3日の「耳の日」に合わせて、音を手がかりに答えを導く謎解きクイズ「聴難問チャレンジ」を公開しました。

特設サイト上で出題される「聴難問」は、音声データを手がかりに答えを探す音の謎解きクイズです。この問題は、単に音を聞き取るだけでは答えにたどり着けません。参加者は、音のわずかな違いを識別し、そこに潜む情報を読み解いていく必要があるとのこと。

問題制作は、全人口の上位2%のIQを持つ人のみが加入できるMENSA会員のクリエイターが担当。その難問具合を証明するために、東京大学の現役生・OB/OGを対象に事前テストを行ったところ、正答率はなんと0.35%という結果になったといいます。

その結果を踏まえ、2026年3月2日(月)~3月15日(日)の期間中、多くの東大生が利用する都営大江戸線・本郷三丁目駅に交通広告を掲出し、問題への挑戦を促しました。

知的好奇心を刺激する“聴”難問なクイズを入口に、聴こえに向き合うきっかけづくりと新ブランドの周知を結びつけた認知広告です。

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7. 大都会の真ん中で“ピュルーツ狩り” デルモンテ新商品の体験型サンプリングイベント

キッコーマン食品株式会社が商品販売権を保有するデルモンテブランドは、フルーツを食べる機会が減少している現状に向き合い、新商品「ピュレフルーツ」シリーズを発売します。

新商品の発売に伴い、試食イベント「デルモンテ ピュレフルーツ 大都会のピュルーツ狩り」を2026年3月19日(木)から3月21日(土)までの3日間、六本木ヒルズ大屋根プラザにて開催しました。

イベントでは、同商品を会場のカラフルな木々に吊り下げ、来場者はフルーツ狩りのような感覚でくじ付きの商品をもぎ取ります。当たりを引いた人にはプレゼントを用意しており、単なる試食イベントにとどまらず、エンターテインメントとして楽しめる工夫を施しました。

このほか、「フルーツスタンドカー」を模したフォトスポットを設置。SNS投稿者に商品をプレゼントするなど、口コミによる拡散につなげます。

今回のイベントは六本木で初開催したのち、トレンドの発信の聖地・渋谷、子育て世代の多い街・南流山、南町田でも実施。購買層を意識した場所で断続的に開催することで、さらなる認知拡大を狙います。

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先月は、OOHやイベント、CMといった接点を通じて、生活者がその場で反応し、行動につながる状況をどうつくるかに注力した事例が目立ちました。

IPやブランドの認知を起点に、記念日やイベントの文脈を掛け合わせ、記憶に残るコミュニケーションを生み出している点が各企画に通底しています。

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