福利厚生やプロポーズにも!? ホワイトデーの新しいカタチを示す6つのマーケティング事例
3月14日のホワイトデーに向けて、スイーツだけにとどまらない新たな定番を打ち出す提案や、体験型のイベント企画など、各企業の動きが多様に広がっています。
ギフトの選択肢が年々広がるなかで、それぞれがどのようなアプローチを展開しているのか。本記事では、ホワイトデーを前に発表された取り組みの中から、印象的な6事例を紹介します。
1. ありがとうを、ねじってわたそう ブレッツェルで感謝を伝えるホワイトデー施策

国内初のドイツ直輸入ブレッツェル専門店「Brezeria(ブレッツェリア)」は、ホワイトデーに向けて「ありがとうを、ねじってわたそう。」をコピーに掲げたキャンペーンを展開しています。
同社は、大切な人へブレッツェルを贈るルクセンブルクの伝統行事「Bretzelsonndeg(ブレッツェル・サンデー)」に着目し、この文化を日本のホワイトデーと結びつけようとしています。
まだ日本では馴染みが深いとはいいにくいブレッツェルを、ホワイトデーに感謝を伝える手段として提示し、定番ギフトとして浸透させようという意図がうかがえる本施策。
既存のギフト市場へ一歩踏み出し、定番ジャンルに切り込もうとするアプローチです。
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2. バレンタインのお返しに「永遠の誓い」を贈る 特別な瞬間を彩るプロポーズプラン

ブライダル事業を展開する株式会社ベストブライダルは、ホワイトデーに合わせてプロポーズ向けの特別演出を提供するキャンペーンを実施しています。
2月・3月は新生活を控える区切りの時期であり、バレンタインのお返しを理由に自然にデートへ誘いやすいため、サプライズが成功しやすいといわれているそうです。
また、3月14日が円周率にちなみ“永遠”の象徴として語られる点も、プロポーズの日として選ばれやすい理由だといいます。
相手の好みやプロポーズの方向性に合わせて選べるように、演出は3種類を用意。落ち着いた雰囲気をつくるキャンドル装飾、映画のワンシーンのような高揚感を添えるバブルシャワー、華やかなフラワーシャワーが揃います。
忘れられない特別な時間と体験を贈る提案として、ホワイトデーをプロポーズの機会として活用する企画です。
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3. ホワイトデーを福利厚生に 社内ブランディングにもつながるケータリング施策

法人向けケータリングや宅配オードブルを展開する2ndTable株式会社は、ホワイトデーシーズンに合わせて、職場でのリフレッシュと社内コミュニケーションを促すスイーツプレートの提供を行います。
同社は、株式会社WDCによる「ホワイトデーに関するアンケート調査(2025年)」に着目。ホワイトデーの必要性については意見が分かれる一方で、個々のやり取りを負担に感じる人が少なくない点を課題として捉えました
そこで、個人同士の贈り合いではなく、会社が一律でスイーツを用意する形式を提案。お返しに悩む心理的負担を軽減し、参加しやすいポジティブな交流へとつなげる狙いです。
ホワイトデーを会社の福利厚生のひとつとすることで、企業側にとってもコミュニケーション活性化や社内ブランディングに生かせるインタラクティブな施策となっています。
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4. ホワイトデーは白いお米を味わおう! 築地で国産米の魅力を伝える食体験イベント

飲食店情報サイトの運営をはじめ、日本の食文化の活性化に取り組む株式会社ぐるなびは、国産米の魅力を伝える「おコメ食べて笑おうプロジェクト」の一環として、ホワイトデーに合わせた体験型イベントを築地で開催します。
イベントは、来場者がイベント専用マップを片手に築地を巡り、自分好みのおにぎりと具材に出会うプロセスそのものを楽しめるように設計されています。
日本酒や米粉グルメ、牡蠣など、米と相性の良い食材も味わえる構成で、“甘くないホワイトデー”としての切り口が際立ちます。
さらに、お米の食べ比べ企画や「BEST1おにぎりの具材」を決める投票など、ユーザー参加型企画も実施し、体験価値を高めます。
米不足や価格高騰でお米への印象が揺らぐなか、生活者と生産地の距離を縮めることを目的に企画された本イベント。ホワイトデーと“白い”食文化を掛け合わせ、体験を通して国産米の価値を改めて伝えます。
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5. タルトとあわせて贈りたい桜デザインカードが登場 「キル フェ ボン」の春ギフト

タルト専門店「キル フェ ボン」は、チャージギフトカードの「SAKURAデザイン」を発売しました。
淡い色彩の背景に実際の花びらの写真を重ね、桜が舞う春の情景を表現したデザインです。そこに、ブランドカラーをイメージしたブルーを差し込み、華やかさの中にその世界観をしっかりと残しています。
専用の桜デザイン台紙も用意し、贈り物としての特別感を高める仕様に。卒業や入学といった節目の贈り物に加え、桜の季節が目前に迫るホワイトデーのギフトにも提案しやすい構成になっています。
また、店舗では桜をテーマにしたフェアを開催。桜をモチーフにしたタルトや焼き菓子、桜色のショッピングバッグなどを揃え、ギフトカードと合わせて選びやすいラインアップを展開しています。
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6. 記憶に残るワンランク上のギフトに 希少白いちごを使った1個1万円の大福

フルーツ大福専門店「弁才天」は、国内でわずか2つの農園だけが取り扱っている希少な白いちご「天使の実プレミアム」を丸ごと使用した高級大福を数量限定で販売しています。
1粒80gを超える巨大な白いちごを主役にした商品で、1個1万円(税込)という価格帯からも、特別感を重視したホワイトデー向けギフトといえます。
さらに、専用の桐箱に収めて届ける仕様で、受け取った瞬間から特別な贈り物として印象づけます。
希少性の高い素材と丁寧な仕立てを軸に、記憶に残るギフト体験を提案しています。ワンランク上の贈り物を求める層を想定した、差別化アプローチが際立つ事例です。
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ホワイトデーの新しいカタチを示す6つの事例まとめ
ギフトのあり方が多様化するなかで、ホワイトデーは企業にとって毎年の勝負どころといえます。
飽和する選択肢のなかから生活者に選ばれるべく、各社がそれぞれの強みを生かしたアプローチを展開していました。
既成概念にとらわれない柔軟な発想で季節行事と向き合い、体験や価値の広げ方を工夫する姿勢が求められているのかもしれません。
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