渋谷センター街の未活用スペースをメディア媒体に OOHサービス「シブヤキャンバス」
太平洋商事株式会社は、渋谷の未活用スペースを“カルチャーのメディア”へ転換する新サービス「シブヤキャンバス」を正式に開始しました。
サービス開始に合わせ、2025年11月22日(土)よりTVアニメ『SPY×FAMILY』の大型PRを渋谷センター街で展開。壁面やシャッター、仮囲いなどを活用し、街全体を作品世界へと再編集する都市型プロモーションとして注目を集めています。

街を“歩くメディア”にする仕組み
「シブヤキャンバス」は、渋谷センター街に点在する遊休スペースを広告面に転換し、生活者の導線に溶け込む“歩くメディア”を創出するサービス。壁面や私道スペースなど、従来の広告枠に依存しない柔軟なメディア化が可能で、自然な接触機会を増やす設計になっています。
太平洋商事はこれまで、若手アーティストの支援や街の景観向上にも取り組んできました。アート展示を通じて落書き抑止や景観改善を図る活動を重ねており、広告とアート、地域貢献を同時に実現する思想が新サービスにも反映されています。

立体的なプロモーションを可能に
本サービスはOOHだけにとどまらず、OOH(点)× イベントスペース(面)× 商店街連携(地域)というリソースと掛け合わせることで立体的なプロモーションを実現。約250面(予定含む)の屋外広告面を保有し、壁面、仮囲い、フラッグなど多様な媒体で広範囲の接触が可能です。
また、センター街唯一の私道であり、屋外複合レンタルスペースとして活用されている「Lストリート」など、中心部に複数のイベントスペースを持つため、広告と体験を組み合わせた導線づくりもできます。商店街との連携により、店舗コラボ・回遊促進・クーポン施策など、購買行動につながる流れの創出が期待されます。

サービス開始と同時に展開された『SPY×FAMILY』の大型PRでは、渋谷センター街の13カ所20面を活用し、作品の世界観を街全体に広げています。ABEMA SPY×FAMILY公式無料チャンネルの開始と連動し、若者・観光客・エンタメファンが行き交う渋谷との相性の良さから、写真や動画を介したSNS拡散も期待されます。

街を基点に広がるプロモーション設計
シブヤキャンバスは、来街者の動線や体験を含めて街全体をプロモーションの舞台にできるため、従来の屋外広告では難しかった接点の広げ方が可能になるサービス。今後、渋谷ならではのクリエイティブ資源や地域ネットワークとの協働により、ブランドと街、来街者が自然につながるエリアプロモーションとしての発展が予想されます。
都市全体を媒体として捉えるこの取り組みは、渋谷センター街というアセットを生かしながら、これからのプロモーション設計に新しい選択肢を提示しているといえるのではないでしょうか。
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