芸術品のようなケースが生まれ変わる コレクター歓喜の「ミラコレ」リユースキャンペーン
毎年“芸術品のようなケース”が話題となるカネボウ化粧品のプレミアムおしろいブランド「ミラノコレクション」は、2025年11月18日(火)から、今年で6年目となる「ケースリユースキャンペーン2026」を開始します。
本取り組みは、使い終わったケースをオルゴールや拡大鏡に生まれ変わらせてプレゼントする企画。愛用者が大切に保管してきた容器への思いに寄り添いながら、ブランドとの接点を長く保ち続けるブランディング施策です。

コレクション文化に寄り添うブランド体験
ミラノコレクションのケースは毎年デザインが変わるため、コレクションとして保管する愛用者が多いそうです。女神や天使が刻まれた立体的なレリーフや宝石箱のような造形は、単なる容器を超えた“美術品”としての存在感があるというファンの声も。
リユースキャンペーンは、こうした“手元に置いておきたい”というファンの願いに応えたもの。2020年の開始以来、昨年は400名枠に対して5,000名以上が応募するなど、ブランドへの愛情を可視化する取り組みです。

“再生”するケースと、その想い
2026年のリユースアイテムは、オルゴールと3倍拡大鏡の2種類です。オルゴールは2016年以降の鏡台タイプに組み込み「夢はひそかに(シンデレラ)」が流れる特別仕様。拡大鏡は2015年以降に発売されたコンパクトタイプ製品に対応するそうです。
この企画は、容器担当研究員の「お客さまに長く愛される商品だからこそ、容器も長く愛用してほしい」という想いから始まりました。使用済みパッケージに新しい価値を与える“愛着発のサステナブル施策”として育っています。

歴史が育んだ物語性と復刻デザイン
ミラノコレクションは、ミラノの建築美に着想を得て1991年に誕生。名画のような仕上がりをつくるパウダー、天然精油の香り、美術品のような容器など、30年以上積み重ねてきた技術とこだわりがブランドの核を形づくっています。開発秘話を紹介する「5stories」でも、その背景にある物語が丁寧に語られています。
11月22日(土)には、初代の想いを凝縮した復刻デザイン「フェースアップパウダー2026」が登場。ピンクのボディとゴールドのレリーフ、繊細に進化した女神像が特徴です。リユース施策と復刻デザインが同時に展開されることで、“残す楽しさ”と“集める喜び”が自然に高まり、ブランド体験がより豊かに広がることでしょう。

ミラノコレクションのリユースキャンペーンは、コレクター心理の理解、愛着への共鳴、サステナブル意識と情緒価値の両立が特徴的な施策。使い終わった容器が別の姿で手元に戻ることで、ブランド体験が途切れず続き、生活に静かに寄り添い続けます。
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