ドラマティックな展開に目を奪われる “エモさ”にとどまらないニコンの販促施策
株式会社ニコンの子会社・株式会社ニコンイメージングジャパンは、シネマカメラ「ニコン ZR」の発売にあわせ、公式サイトにて「ZRスペシャルコンテンツ」を公開しました。
「ZR」は、同社とグループ会社のRED Digital Cinema, Inc.の技術を融合したシリーズ「CINEMA」のなかで、同社初となるシネマカメラ。REDが監修したイメージングレシピを搭載し、仕上げたい映像のイメージを形にできるのに加え、プロフェッショナルの機能が軽量ボディーで実現されたアイテムです。
本プロモーションでは、「ZR」の特徴紹介とともに、クリエイターが「ZR」で制作した映像作品を掲載します。「その先が見たいんだ。」のキーメッセージをテーマに、映像作家の佐久間 鑑さんが撮りおろした作品『陽のあたる場所』では、ふたりの男女と、グラデーションが美しい朝焼けの河川敷、青空の映える海辺、ビル群の見える屋上といった美しい情景が映し出され、見終えたあとにはまるで短編映画を観たかのような余韻が残ります。
セリフやナレーションを用いず、あえてシネマカメラで捉えた映像のみで構成された作品を発信することで、製品の性能を情緒的に伝え、消費者の印象に残るコンテンツとなっています。
スペシャルコンテンツ内では、映像作品だけでなく、制作者が作品を振り返りながら思いを語るBehind The Sceneや、制作者へのインタビューが収められた記事コンテンツも公開されています。コンテンツ内では、製品の反応の早さやオートフォーカスの性能、シャープな写りといった製品の特徴が語られ、プロの視点からの製品の魅力発信が、販売促進にも効果を発揮しそうです。
発売を記念し、ニコンプラザ東京・大阪では「ZR」のタッチ&トライを実施しています。体験後に指定の内容をSNSで投稿することで、数量限定のノベルティーがもらえる店頭キャンペーンも行われており、SNSによる認知拡大にも余念がありません。
映像コンテンツで製品の魅力をエモーショナルに伝えると同時に、インタビューや記事コンテンツにより製品の機能性をしっかりと訴求している本施策。今後も複数のクリエイターの映像作品を公開するといい、次の作品では、クリエイターの個性とあわせて、製品のどんな魅力が見られるのか楽しみな取り組みです。
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