山岳系インディーズバンドが「YAMAP」とコラボした新曲を発表

愛知を拠点に活動するインディーズバンド・スーパー登山部が、新曲「山歩(さんぽ)」を2025年9月10日(水)に配信リリースします。この楽曲は、登山・アウトドアプラットフォーム「YAMAP」とのコラボレーションから生まれたもの。「登山部」というバンド名をあらためて体現するような取り組みが行われています。

スーパー登山部は、2023年に結成。リーダーの小田智之さん(key/コンポーザー)は、山岳会に所属しているといい、山小屋や“下界”(ライブハウス)を拠点として、その名の通り登山とバンドで「足腰を鍛えながら」、精力的に活動しています。

夏に白馬岳(標高2,932 m)の山頂直下にある山小屋「白馬山荘」で行われるライブにあわせて、メンバーが自ら20〜30kgある楽器や機材を歩荷(ぼっか)するという、ガチの登山パーティーでもある同バンド。長野の燕岳からの景色を思い浮かべながら制作したという「燕」に続く楽曲リリースです。

ハイキング~クライミング愛好家まで、「山を愛する人」をユーザーとするYAMAPとのコラボレーションで生まれた新曲。日常の「散歩」が人とのつながりや温かさを感じる時間だとすれば、「山歩」は自然の変化や静けさを味わいながら歩くことだと定義。どちらも“歩く”ことを通じて得られる感覚にフォーカスしたといいます。

また、YAMAPユーザーと一緒に制作するミュージックビデオ企画も進行中とのこと。詳細は後日発表される予定です。

山歩/スーパー登山部

ジャケットデザイン(画像上)は、メンバーでギタリストのいしはまゆうさんが担当。これまでもアートワークを手がけることで、バンドの世界観をビジュアルで表現しています。

1997年にフジロックフェスティバルが初めて開催されて以降、キャンプギアやアウトドアウエアが音楽ファンにすっかり定着した昨今。ついに登山プラットフォームとタッグを組みプロモーションを行うインディーズバンドが活躍する時代を迎えました。

また、初めて雪渓に挑戦するなど「白馬の夏の思い出がある」という登山愛好家は少なくないはず。このコラボをきっかけにスーパー登山部を知れば、彼らの活動や楽曲からそんな懐かしい思い出を喚起するかもしれません。山岳登山を愛する同好の士に向けて、“森林限界を超えた”その活動を印象づける取り組みが行われます。

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