背筋作ホラー小説のコミカライズ作品・出版記念交通広告にはギミックが……

ホラー作家・背筋による小説『穢れた聖地巡礼について』を原作としたコミカライズ作品の第1巻が、2025年8月22日(金)にKADOKAWAから発売されました。

この出版を記念した大型交通広告が、東京メトロ新宿三丁目駅構内(新宿三丁目プレミアムセット A枠)に掲出されています。期間は8月25日(月)から31日(日)まで。

この広告には「フラッシュで撮影するとげんきなあなたがうまれます」というコピーが添えられており、スマートフォンなどのカメラを使ってフラッシュ撮影すると、何らかの変化が起こる仕掛けが施されています。

原作者である背筋氏は、この広告をめぐって、フラッシュ撮影をした画像とともに、自身のXアカウントで「びっくりした」「どういう仕組みなの」と投稿しています。

ホラー作家も驚いた、というこのギミックは「フラッシュプリント」や「忍者プリント」と呼ばれる特殊印刷技術を活用していることが推察されます。

9月に実施される音楽事務所・BMSGによる渋谷ジャック企画(PR EDGEでの紹介記事はこちら)でも、同様の印刷技術が採用されており、今後の広告表現のトレンドとして注目を集めそうです。

背筋著『穢れた聖地巡礼について』『近畿地方のある場所について』書影

『穢れた聖地巡礼について』は、心霊スポットを巡るYouTuberを通じて、呪いや生まれ変わりといったテーマを描描く作品。作中に登場する「輪廻ラブホ」の壁には「げんきなあなたがうまれます」という言葉が記されているといい、広告コピーはこの描写を踏まえたものと見られ、作品世界との連動が行われました。

コピーとギミックを組み合わせることで、「輪廻」「生まれ変わり」という作品要素を拡張。広告を作品の一部としています。また、スマートフォンのフラッシュ撮影するという“参加型”の体験を通じて、広告と往来する人の接触時間を延ばします。

さらに、ギミックを楽しんだ人が撮影した画像は、“驚き”や“面白さ”を表す感想とともにSNSに投稿されやすく、広告の二次拡散が期待できます。広告効果を最大限に高めるための工夫がこらされた事例です。

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