時間帯によって内容が変わる!? Spotifyの“進化する広告”
音楽配信サービス大手のSpotifyが展開するDaylistは、ユーザーの視聴履歴に基づいてパーソナライズされた音楽ジャンルをさらに時間帯によって変化させるプレイリストです。そんなDaylistの魅力を詰め込んだ統合キャンペーンがアフリカ大陸の一部地域で公開されたのですが、なんとサービス特徴そのものを反映させた“時間によって中身が変わる”ものでした。
「Evolving Ads(進化する広告)」と題された施策では、デジタルサイネージが朝、昼、夕方、夜と時間とともに色合いとメッセージが徐々に変わっていき、デジタル広告やラジオでも開いた時間によって流れる音楽が変わるよう設計されています。
「Daylist」が機能を発表するだけでは不十分であり、“実際に体験しないと理解できない”という観点から企画されたといいます。アイデアが光るキャンペーンですが、とくにデジタル広告においては制作されたクリエイティブの数も多く、アイディエーション(新しいアイデアを生み出し、形成し、発展させるプロセス全体を指す)より実装時の苦労が多かったかもしれません。
2025年8月にもPR EDGEで紹介したとおり近年Spotifyはアフリカ地域におけるコミュニケーションを活発化させており、世界中で愛されている音楽配信サービスのパイオニアとして、その地位を確固たるものにしようと試みているのでしょう。今後の同社の施策にも注目が集まります。
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