ティファニーブルーの巨大なテニスボールが全米オープンテニス会場に出現!
巨大なティファニーブルーのテニスボールが全米オープンに出現し、来場者の耳目を集めています。2025年8月18日(月)から9月7日(日)までの期間に行われる2025年全米オープンテニスにおいて、その試合会場となるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター・ファウンテン・プラザ(米・ニューヨーク州)に、ジュエリーメーカーであるティファニー社が、没入型ポップアップブースを出展しました。
Discover our immersive activation at the 2025 US Open, featuring a jewelry-inspired tennis racket, a unique AI experience and this year’s trophy suite. Learn more: https://t.co/RxkcmWeJfd #TiffanyAndCo #CraftingVictory pic.twitter.com/sSMCAX0aZk
— Tiffany & Co. (@TiffanyAndCo) August 21, 2025
36年以上に及び全米テニス協会のトロフィーを製作してきたというティファニー社。男女シングルスチャンピオンのトロフィーは、高さ18インチ、重量9ポンドの銀製品で、同社の熟練した職人が約6カ月をかけて手作業で仕上げるという、クラフトマンシップの結晶です。
アイコニックカラーで彩った巨大なテニスボールと同様に話題となっている展示が、「ティファニー ハードウェア テニスラケット」。「ハードウェア」コレクションは、同社の人気コレクションのひとつとして知られています。
このカスタムデザインのラケットは、前面に約5カラットのダイヤモンドを配置しています。対となるテニスボールには、縫い目に沿って約7カラットのダイヤモンドがセットされました。スポーツグッズなどをミニマライズして意匠に落とし込むデザインワークはティファニーらしさの1つですが、象徴的なインスタレーションでもその技能が輝いています。
さらにこのポップアップストアにはAR(拡張現実)体験を導入しているといい、来訪者はテクノロジーを駆使して表現されるティファニーの世界観を楽しめるそうです。伝統的なクラフトマンシップと最新のデジタル技術が組み合わせることでグローバルに愛される同社の哲学を体現させました。
全米テニス協会との36年間に渡る信頼関係を基盤として、効果的なブランド露出と話題性を創出するこの事例。象徴的なビジュアルエッセンスをふんだんに盛り込み、自社の根幹を担う職人技をお披露目するだけでなく、現代的なデジタル展開でさらに世界観を拡張させました。とても現代的であり、ラグジュアリーなブランディング事例です。
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