映画『8番出口』とコラボ――東京メトロが仕掛ける没入型謎解き体験

東京メトロは、2025年8月29日(金)公開の実写映画『8番出口』(配給:東宝)と連動し、8月29日(金)から11月3日(月)まで体験型イベント「映画『8番出口』東京メトロ脱出ゲーム」を開催。

東京の地下鉄を舞台に“異変”を探しながら最終目的地「8番出口」からの脱出を目指す内容で、映画や原作ゲームの世界観を体感できます。

地下鉄駅を舞台に異世界を体験

本イベントは、インディーゲーム「8番出口」を原作とした映画の世界観を現実空間で楽しめる企画。参加者は専用の謎解きキットを使い、都内の指定駅に隠された“異変”を見つけながら謎を解いていきます。ゴールは8番出口からの脱出。実際に駅を巡り、スマートフォンを使って謎を解くことで、映画の不思議でスリリングな空気感をリアルに味わえるでしょう。

普段は通勤・通学に使う地下鉄の駅が非日常の舞台に変わる演出に、強い没入感を参加者に与え、新たな体験価値を創出しています。

キットを手に東京の地下へ

参加には専用の謎解きキットが必要であり、特設Webサイトまたは都内の販売施設で購入可能。価格は、東京メトロ全線を自由に乗り降りできるオリジナル24時間券付きが4,000円(税込)、キットのみが3,300円(税込)です。

謎解きにはスマートフォンが必要だといい、そのカメラ機能、インターネット接続を利用。キットと必要環境を用意すれば、現地で得られる暗号やヒントを手がかりに、リアルな探索体験が楽しめるます。

都市観光の新たな導線としてのイベント設計

東京メトロは「City Tourism(都市内観光)」を推進しており、本イベントもその一環。謎解きを通じて複数の駅を巡る仕組みは沿線エリアへの回遊を促進します。家族や友人と一緒に楽しめる内容のため、幅広い年齢層の利用が見込まれます。

公共交通機関のネットワークを活かした広域型プロモーションとして、参加者に東京の魅力を再発見してもらう機会にもなりそうです。

IPと交通機関の連携による体験価値の創出

「映画『8番出口』東京メトロ脱出ゲーム」は人気IPとの連携により、地下鉄という日常の空間に新たな意味を加えたプロモーションの好例。没入感のある謎解き体験を通して映画への関心を高めながら、東京メトロの利用促進と都市観光の活性化にもつながることが期待されます。

映画・ゲーム・公共交通を横断するこの企画は、エンタメの新たな活用モデルとなりうる施策です。

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