“いのちのサイン”を親子で学ぶ夏|ネピア×トイレ研究所×すみだ水族館の自由研究支援

王子ネピア、日本トイレ研究所、すみだ水族館の三者が連携し、子どもたちの夏休み自由研究を支援する教育コンテンツ動画が、2025年7月17日(木)に公開されました。

こちらの動画はネピアが実施している排便について学ぶ学習プログラム「うんち教室®」の一環として制作され、ペンギンや魚、ナマコなどの海のいきものの“うんち”を題材に、生きものの暮らしや健康、自然との関係を楽しく学べる内容となっています。本施策は排便を“いのちのサイン”として捉え、自己理解や健康への気づきを促すCSR活動としても意義深い取り組みです。

“うんち”から学ぶ暮らしと自然のつながり

動画の舞台は東京スカイツリータウン®内のすみだ水族館。ネピアのうんち教室でもおなじみのキャラクター・うんち王子が、飼育スタッフとともに海のいきものたちのうんちを観察します。

うんちの「色」「形」「出す場所」から、いきものの食べ物や習性が見えてくる内容となっており、普段は注目されにくいテーマから、いきものの暮らしや健康状態を深く理解できる構成です。

新たな視点の芽生えを創出

すみだ水族館では、いきもののうんちを“体調の変化”を示す重要なサインとして捉えており、日々観察することで健康状態を見守っているそうです。本動画では飼育員がいきものごとに異なるうんちの状態と観察ポイントを解説し、視聴者にいのちを見つめるヒントを与えます。

そのほかにも、クイズや豆知識などさまざまな切り口でうんちと健康の関係性を紐解き、子どもだけでなく大人の観察意識も促される動画となっています。

社会課題に寄り添うネピアのブランディング

うんち教室は、排便について楽しみながら学んでもらうことを目的として、2007年から王子ネピアと日本トイレ研究所で総合学習プログラムです。2007年から継続的に展開し、累計参加児童数は約2万人※を記録。今回の動画化により対面での授業が難しい状況でも、広く家庭や学校へ学びの機会を届けられるようになりました。

排便を恥ずかしいものとせず「自分を知る入り口」として受け入れる視点を提供することは、子どもたちの健康意識の向上にもつながるはずです。また、ネピアは「暮らしに寄り添う衛生用品メーカー」としての姿勢を、今回の学習支援コンテンツを通じてより多くの生活者に届けることができ、ブランディング効果も期待されます。

※出張授業参加児童数と「うんち教室研修会」を受講した養護教諭によるうんち教室®参加児童数の合算

教育現場と家庭をつなぐCSRの新しい形

2025年8月21日(木)には、小学校教諭・養護教諭向けの「うんち教室研修会」も予定されており、プログラムの実施方法や教育効果を解説することで、学校での導入をさらに後押しします。企業、教育現場、家庭が連携し、子どもたちが健康や命の大切さを主体的に学べる環境を広げていく流れが期待されます。

うんちという身近なテーマを通じて、自然や体のつながりを見直す本施策は、CSR活動としての社会的意義が大きく、生活者の「学び」と「気づき」を育む好例と言えるでしょう。

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