チョコプラ「TT兄弟」に妹分が合流!? 東京都脱炭素アクションに起用
「ティ!ティティ!ティティ!ティー!」……世の中にあるTを探すというチョコレートプラネットの持ちネタ「TT兄弟」。この夏は、タレントの堀越麗禾さんを妹に迎え「HTT兄妹」として、東京都の脱炭素化に向けたキャンペーンに登場。堀越さんは、歌舞伎俳優・十三代目市川團十郎白猿氏の長女です。
CMでは、HTT兄妹がお馴染みのTT兄弟のリズムに合わせて、家庭でも実践できる省エネアクションや太陽光パネル、蓄電池などを紹介しています。
このCMは、6月30日(月)から7月6日(日)の期間にTV CMとして日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京で放映。同時に交通広告として、車両デジタルサイネージ「JRトレインチャンネル(JR東日本各線)」「チカッ都ビジョン(都営地下鉄各線)」でオンエアされています。
このキャンペーンクリエイティブを手掛けたのは、博報堂と株式会社地球中心デザイン研究所(ECD)。ECDは、広告制作のあり方を革新することで、より良い未来を目指すという企業です。広告クリエイティブ制作における「ネットゼロ」達成を目標としているといいます。
本CMの制作過程においても同社の特徴だという「Production to zero」を遵守。再生可能エネルギー由来の電力を使用したいわゆる“再エネスタジオ”での撮影、美術造作には廃材を使用し、輸送の最小化や、スタッフのために用意した飲料水のパッケージに至るまで、CO2排出量の削減、環境に配慮した取り組みが行われたそうです。
このキャンペーンのテーマは、「へらすの次は、つくる、ためる。」。今年も猛暑が予想され、環境意識を高めることは不可欠です。東京都庁では7月1日(火)に、HTT兄妹と小池百合子知事が登壇し、太陽光などの再生可能エネルギーを用いた、プロジェクションマッピングイベントが行われました。
ゼロエミッション実現の呼びかけを電力を用いて行うことを、ついシニカルにとらえるという人は少なくないかもしれません。しかし、私たちが直面している社会課題は多く、複数の矛盾を包含した難しさがあることも事実です。さまざまな問題を背景に、優れたバランス感覚で自治体が執り行うキャンペーンに落とし込んだ事例にあたるのではないでしょうか。
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