永遠のライバル!? ペプシがまたも“あのブランド”との比較広告を公開
日本では景品表示法によって原則として規制されている比較広告ですが、欧米圏では今なお表現方法として積極的に使われています。炭酸飲料大手のペプシは以前から競合であるコカ・コーラとの比較広告を展開することが多く、このたびアメリカで公開したOOHでは、思わず「またか!」とツッコミたくなるような手法でペプシとコカ・コーラを対比で描いています。
コカ・コーラのキャッチコピー「Share a Coke With」は、誰かとコカ・コーラをシェアするシーンの想起がブランド戦略として込められています。
そんな競合の動向を受けて「Share a Pepsi With Burgers(ハンバーガーと一緒にペプシを飲もう)」や「Share a Pepsi With Pizzas(ピザと一緒にペプシを飲もう)」というフレーズを展開しました。コカ・コーラが人とシェアするシーンで攻めるのであれば、ペプシは愚直にファストフードとの相性の良さで勝負しようとしたのです。
その差は両社のOOHを並べて見てみると一目瞭然。鮮やかなコカ・コーラの赤と、爽やかなペプシの青が対照的で、メッセージの構造こそ同じなものの言っていることは全く別というユーモアも込められています。広告大国アメリカらしいアプローチで自社のアピールを行った事例でした。
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