生きづらさを感じる全ての人へ ドリトスが描く自由な世界
アメリカ生まれのスナック菓子・ドリトスは、世界各地で若者をターゲットとしたコミュニケーション施策を行っています。PR EDGEでも過去に何度も取り上げており、馴染みのある読者もいるかもしれません。
そんなドリトスが北米と中南米地域のヒスパニック系の若者向けに公開した長尺ブランディング動画が、ほとんど商品に触れることなくそのブランド理念を体現しています。ポップで楽しい世界観の中でブランドメッセージを打ち出している様子をご紹介します。
“We’re Out of this World(宇宙基準で生きよう)”で描かれるのは、地球に存在するさまざまなしがらみに嫌気が差し、外の世界(すなわち宇宙)へ旅立とうとする若者たちと、それを応援する宇宙飛行士の様子。髪の色がおかしい、ファッションがどこか変、言動もちょっと迷惑……。自分らしさを追求しがちなZ世代が上の世代から煙たがられる実情と、宇宙に行ってしまえばそんな悩みともおさらばできることを伝えているのです。
企画を担当した広告代理店ISLAのクリエイティブディレクター・Nicolás Diaco氏は「ドリトスはこれまでずっと常識を疑う人たちから愛されてきたブランドです。今回の企画ではそんなドリトスからのメッセージを文字通り“地球外”から伝えてみることに挑戦しました。次なる時代の象徴とも言える火星を舞台にすることで、次の世代への強烈なエールを贈ったのです」とコメント。商品ビジュアルはミニマムにしつつもしっかりとターゲット層を応援する姿勢を打ち出しました。
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