スーツケースの数だけ冒険がある。RIMOWAが使い込まれた商品にフォーカスする理由
スーツケースブランドのRIMOWAは、「Never Still」キャンペーンの第5章を2025年5月15日(金)より公開しました。
キャンペーンは、“目的を持つ旅、自分自身を進化させる旅”をテーマに展開され、「移動」することから生まれる素晴らしさを映し出すキャンペーンとなっています。
キャンペーンには、BLACK PINKロゼ、ルイス・ハミルトン、ジェイ・チョウのアンバサダー3名が登場します。さらに3名の著名人と共に紹介されるのは、使い古されたRIMOWAのアイコニックなアルミニウム製スーツケース。
台湾出身のシンガーソングライターであり、音楽プロデューサー、俳優、映画監督としても活躍するジェイ・チョウのスーツケースは、彼の好きなスポーツであるテニスのステッカーが貼られ、自身の創造性と好奇心を磨いてくれた旅について語ります。
F1ワールドチャンピオンに7度輝き、長年世界中を旅してきたルイス・ハミルトンは、愛犬のブルドッグとの絆を表現したステッカーが貼られ、小さな傷やへこみが旅の様子を物語るスーツケースと共に、旅は自分自身を再認識し、新たな挑戦に臨む手段であると語ります。
ロゼは、「旅に出るたびに、冒険すべき場所はまだたくさんあると感じる」と話し、新しいアルバムのステッカーがおしゃれに貼られたスーツケースを披露しています。
ハイブランドにおける商品ビジュアルは、新品であることがもはや当たり前となっていますが、今回のキャンペーンでは、あえて使い込まれた商品をビジュアルとして採用しています。
同社では、スーツケースについた微細なへこみやステッカー、擦れは、冒険の痕跡であり、個性を表現するものであると捉え、使い込まれたスーツケースと共に旅への想いや旅から受けたインスピレーションについて語ってもらうことで、RIMOWAの核である「“耐久性”と“感情をゆさぶるような体験”」を表現することに成功しています。
プロモーションにおける商品ビジュアルの常識を捉え直すことで、他にはない唯一無二のブランド価値を体現している事例です。
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