ユーザーの健康行動を寄付に変える。「aruku&」とサラヤ、社会貢献型プロジェクト開始
TOPPANグループの株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)が運営するウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」と、植物由来甘味料「ラカントS」で知られるサラヤ株式会社は、2025年4月1日(火)から2025年10月31日(金)までの期間、1型糖尿病の患者とその家族を支援する寄付型キャンペーンを実施。
本施策は健康習慣が社会貢献につながる仕組みとして、CSRやウェルビーイングに関心の高い層から注目を集めています。
企業の想いがつながった取り組みの背景
「ラカントS」を販売するサラヤは、2006年より1型糖尿病患者の支援に取り組む認定NPO法人「日本IDDMネットワーク」への寄付を継続してきました。その一環として、糖類・カロリーゼロの甘味料「ラカントS」の寄付活動を進めており、より多くの人々にこの活動への参加を促す新たな方法として、今回のキャンペーンが企画されています。
一方、ONE COMPATHの提供する「aruku&」は、歩くことを楽しみながら継続できる仕掛けが満載のアプリ。キャラクターと会話しながら出されるミッションを達成すると、プレゼント応募にもつながる仕組みが人気です。
両社は2024年7月より「ラカンカくん」を用いたキャンペーンを開始し、毎月抽選でラカント製品が当たる施策を展開してきましたが、今回その取り組みを社会貢献の形でさらに進化させたのが本キャンペーンです。
2025年からは新たに3体のラカンカくんバージョンが追加登場し、地域ごとのマップに現れる仕掛けが参加者のワクワク感を高めています。
ユーザーの歩数が「ラカントS」の寄付につながる
キャンペーンでは「aruku&」内に登場するキャラクター「ラカンカくん」からの依頼を、ユーザー全体で合計1万回達成するごとに「ラカントS」が1個寄付される仕組みです。さらに、月間平均歩数が1万歩以上を達成したユーザーが1,000人に到達するたびにも、同様に1個の「ラカントS」が寄付されます。
これにより、日々のウォーキング習慣が自然と社会貢献へとつながる構造を形成。参加者が寄付の進行状況をリアルタイムで確認できる「ラカント★レストラン」ダッシュボードも用意しており、こちらは寄付数が70個を超えると、寄付数に応じて1品ずつ糖質オフレシピが追加され、最大10品まで楽しめる設計です。
CSRとウェルビーイングを両立させる先進事例
本取り組みは企業の社会貢献活動が一方的に行われるのではなく、ユーザーの行動が直接支援につながる“体験型CSR”としての新たな可能性を示している施策。
健康行動の促進と社会課題への貢献を両立させる設計は、SDGsに掲げられている「すべての人に健康と福祉を」や「住み続けられるまちづくりを」といった目標とも親和性が高く、今後も多方面からの注目を集めることが予想されます。
歩くことで社会を支える──そんな好循環を生み出すこのプロジェクトは、ユーザーと企業、そして支援先をつなぐ架け橋となりそうな予感。継続的な参加のもと、ウェルビーイングと社会貢献の融合を実現する取り組みとして、今後の広がりに期待が高まります。
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