メン募や作曲……ミュージシャンの悩みにアプリが”勝手に”返信するOOH

ヤマハ株式会社はアプリ「Extrack(エクストラック)」のプロモーションとして、2025年4月28日(月)から5月11日(日)の期間、東京・渋谷駅構内に交通広告を掲出します。

この広告は、その世界観をより親しみやすく伝えようと、SNS(X)にあふれる「バンドへの憧れ」や「悩み」に関する投稿に「Extrackなら解決できる」とアプリが返答するかたちのグラフィックが特徴。

「これからバンドを組みたい」「好きなアーティストの曲を弾きまくりたい!」といった‟つぶやき”のなかには、芸人・ハリウッドザコシショウさん(画像左)とアーティスト・乃紫(noa)さん(画像下)の投稿が紛れ込んでいるようです。

このOOHは、渋谷駅の広告メディア「東横線渋谷ビッグ20(東急東横線・渋谷駅B3FB1出口方面)」で展開。「その曲と、セッションしよう。」というキャンペーンコピーとともに、プロ/アマチュアを問わず、ミュージシャンの‟日常的なつぶやき”に寄り添うことで、誰もが気軽に音楽を楽しめる未来を表現しているといいます。

掲出イメージ

Extrackは、読み込んだ楽曲を解析し、ギター・ドラム・ベース・ピアノなど楽器ごとの音量調整、コード進行の表示、テンポ・キー変更などを簡単に行うことができるというアプリです。

読み込ませた楽曲データを各楽器パートに分離することで、「自分が演奏する楽器の音だけを聴いて耳コピをする」「自分が演奏する楽器の音をミュートして他のパートと一緒に演奏する」「ドラムを強調してリズムを掴みやすくする」など「個人練習」を柔軟にサポート。

また、楽曲データからコード進行を自動的に解析する機能を備えているため、再生と同期してコードをリアルタイム表示することに加えて、ギターや鍵盤の押さえ方も表示されるという楽器初心者に嬉しい設計が施されています。

「バンド活動に憧れる」「楽器を演奏してみたい」という気持ちがみてとれるSNS投稿は、行き交う人びとの心の奥底にある願いかもしれません。その願いにリプライするというアイデアは「これから楽器に挑戦しよう」「またチャレンジしてみようかな?」という人へむけられているようです。

楽器練習に欠かせない楽曲の「耳コピ」や、憧れのバンドに参加した気分でセッションするなど初心者に心強く楽しい活用が行えるというこのアプリ。交通広告の公共性をうまく生かして、さまざまな人びとへその実力や機能性を訴えるためのチャレンジがうかがえる事例でした。

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