トイレにガチャ?!山登りでのトイレ問題を解決する日本初のアイデアとは

株式会社スプリングは、登山でのトイレ不足を解決するため、山梨県大月市の岩殿山公園市営駐車場に日本初の「ガチャトイレ」を設置しました。

岩殿山は「秀麗富嶽十二景」のひとつに数えられる山で、多くの登山客が訪れますが、登山口や山頂付近にトイレがなく、登山者が不便を感じる状況でした。

今回設置された「ガチャトイレ」は、『トイレ1回利用につきガチャ1回』を行うユニークな仕組みが特徴です。利用者はトイレ前に設置されたガチャを回し、この収益はトイレの維持管理費や清掃費用を賄うために使われます。

また、ガチャの中には、大月市域の山頂から望む美しい富士山をテーマにした「秀麗富嶽十二景」の山バッジや、岩殿城跡を訪れる観光客向けの「大月観光名所お守り」などが入っています。登山の記念となるアイテムがゲットできるということで、登山者に楽しんでもらいながらトイレの維持費用を集めることができる設計が画期的で、持続性の高い施策となりそうです。

アイテムをガチャでコレクションできるという仕掛けも、ワクワク感を増幅させ、来るたびに何度でも利用したくなる取り組みとなっています。

さらに、景品の山バッジやお守りは、コロナ禍に利用され現在は不要になったアクリル板を活用したアップサイクル商品となっています。自然を楽しむ登山ルートに設置されたガチャらしく、環境保全が意識されたアイテムとなっているのもポイントです。

「登山ルートにトイレがない・少ない」「キレイなトイレ環境が維持できない」といった課題を、ガチャというアイデアで解決している本施策。地域ごとの特色を活かしたガチャ景品の開発や、「ガチャトイレ」の他の登山道や観光地への展開で、地域活性化にも繋がる取り組みとなっています。

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