奨学生2千人に生理用ナプキンを1年分無償提供!大王製紙の「奨学ナプキン®2025」
大王製紙株式会社は、「エリエール」ブランドの生理用品「エリス」を通じて、多様性のある社会においてひとりひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」を2022年に開始しました。その一環として、生理用品の入手に困っている学生を対象に、1年分の生理用ナプキンを無償配布する「奨学ナプキン」を実施しており、現在では25以上の企業・団体がこの取り組みに賛同しています。
これまでに総勢6,000人の学生にナプキンを提供してきましたが、支援の継続を望む声を受けて、2025年4月3日(木)より、2025年度の奨学生2,000人の募集を開始しました。
昨今、さまざまな理由で生理用品を手にすることが難しい「生理の貧困」が注目されています。「奨学ナプキン」では、そうした状況にある学生に向けて、1年分の生理用ナプキンを無償で提供しています。
支援を受けた学生からは「生理について友人と話せるようになった」「ナプキン交換の頻度を気にせず快適に過ごせるようになった」といった前向きな変化が報告されているとのこと。一方、「生理についてもっとオープンに学ぶ機会が必要」「ナプキンを持ち歩かずに済む環境がほしい」といった、さらなる社会的な課題も浮き彫りになったそうです。
エリスではこうした声に真摯に向き合いながら、支援の輪を広げていくとのこと。2025年度の募集は5月11日(日)まで特設サイトで受け付けており、6月下旬に奨学生が決定、2,000人に1年分の生理用ナプキンが届けられる予定です。
「生理の貧困」という社会課題に対して、継続的かつ実効性のある支援を行っているCSR施策。25以上の企業・団体と連携し、活動の輪を広げることで、民間主導ながら公共的なインパクトを生み出しています。生理にまつわる話題を「個人の問題」から「社会全体の課題」へと転換していく流れをつくる取り組みと言えそうです。
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