3/8は国際女性デー イケア・ジャパンが「家と職場での平等」の啓発を推進
イケア・ジャパン株式会社は、女性の権利や社会参加の推進を目的とした「国際女性デー」(3月8日)にあわせ、家庭における平等や睡眠のジェンダーギャップについて考える啓発メッセージを、全国のイケア店舗やウェブサイトなどで発信しました。
日本では女性の社会進出が進み、15~64歳の女性就業者数は年々増加しています。しかし、2024年にイケアが実施した調査によると、女性はいまだに男性よりも家事・育児の負担が大きいことが明らかになりました。
さらに、日本の女性は仕事と家庭の両立に追われ、他国と比べても睡眠時間が短い傾向に。調査では、52%の女性が「十分な睡眠がとれていない」と感じていると回答しました。睡眠に満足していない原因として、男性はおもに仕事、女性は家族・人間関係や家事にストレスを感じていることが分かり、性別による役割分担の偏りが依然として根強いことが推測できます。
こうした状況を受け、今回、多忙な女性の質のよい眠りの確保のためには「家での平等」や周囲との「対話」が大切だと考え、ワークライフバランスに悩みを持つ女性達が、家庭や職場で周囲と話し合うことで環境を改善できるよう、2025年3月6日(木)から13日(木)まで、全国のイケア店舗やウェブサイトなどで啓発メッセージを掲示します。
ウェブサイトでは、数字で見る睡眠ジェンダーギャップを公開。イケア・ジャパンCEO兼CSOペトラ・ファーレ氏によるジェンダー平等に向けたコメントなども掲載されています。
さらに、職場での平等を推進するため、イケアでは更年期の課題を抱える女性コワーカー(従業員)のための「対話しやすい環境づくり」にも取り組んでいるとのこと。コワーカーが性別や年齢に関係なく、平等に扱われることを尊重する企業姿勢が表れています。
ジェンダーギャップ指数が146か国中118位(2024年6月時点)と低迷する日本において、イケア・ジャパンの今回の取り組みは、社内外へ向けた重要な啓発活動となります。「対話」を通じて新たな気づきを促すことで、お互いを支え合う姿勢や新しい価値観が生まれ、環境改善につながることが期待されそうです。
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