味の正体は飲んでからのお楽しみ!三菱食品「かむかむ」とコラボした新感覚サワー発売
三菱食品株式会社は2025年2月25日(火)より、全国の一部コンビニエンスストアなどで「かむかむ なんの味??サワー」を先行発売。本商品は「飲んでみるまで味がわからない」というユニークなコンセプトを採用し、SNSを活用したプロモーション施策と組み合わせることで話題を呼んでいます。
「かむかむ なんの味??サワー」誕生の背景
三菱食品のコラボ相手である「かむかむシリーズ」は、2002年に誕生したチューイングキャンデー。ビタミンCを含み独特の食感とフルーツの味わいが特徴のこのシリーズは、発売から20年以上にわたり幅広い世代に親しまれてきました。
現在ではレモン・ぶどう・梅の定番フレーバーに加え、期間限定の商品や毎月異なるフレーバーが登場するなど、常に新しい味を提供し続けています。
2024年12月には「かむかむ なんの味??」が期間限定で登場。この商品は7種類のフレーバーを掛け合わせた複雑な味わいが特徴で、パッケージには味の詳細を記載せず、消費者自身が食べてみて楽しむスタイルを採用しました。
正解は公式Instagramで発表される仕組みとなっており、SNSを通じたユーザー参加型のプロモーションとして反響を呼んでいます。
この成功を受け、今回の「かむかむ なんの味??サワー」は誕生しました。「かむかむ なんの味??」のコンセプトを活かしながら、アルコール飲料市場にも新たな挑戦を仕掛けています。
「かむかむ なんの味??サワー」の特徴
「かむかむ なんの味??サワー」は、飲むまで味がわからないという“謎解き”要素を取り入れたサワー。消費者にワクワク感を提供し、SNSでの話題化を狙う設計が特徴的です。
フレーバーの一つには、南米アマゾン川流域で育つ「カムカム」という果実の果汁を使用。カムカムはさくらんぼほどの大きさで、果汁はそのまま飲むと非常に酸っぱい果実です。このカムカム果汁に加え、さらに2つのフレーバーが使用されていますが、それが何なのかは発売日まで明かされません。消費者は実際に飲んで味を確かめ、SNSで推測を楽しむことができます。
SNSを活用した話題性のあるプロモーション
本商品は単なる「飲料」ではなく、SNSを活用した「体験型マーケティング」を採用することで、消費者に積極的に参加してもらう仕組みになっています。
「かむかむ なんの味??サワー」の特徴の一つは、消費者が飲むまで味がわからないところ。この仕掛けにより購入者が「この味は何なのか?」とSNSで投稿しフォロワーや友人と一緒に楽しみ、自然と情報が拡散されることが期待されます。
発売日には「かむかむ」公式Instagramで味の正解が発表されます。この「正解発表」を待つことで消費者の興味を長期間持続させ、公式アカウントのエンゲージメントも向上する予感。さらに、正解発表後も「思った味と違った」「やっぱりこの味だった」といった形で議論が続くため、販促の余韻が長く続きそうです。
ブランド認知度向上と新規顧客の獲得
「かむかむ なんの味??サワー」は、既存の「かむかむシリーズ」のファン層だけでなく、新たなアルコール飲料市場の消費者にもアプローチできる商品。若年層やSNSを積極的に活用する層にとって「飲んでみないとわからない」というユニークなコンセプトは好奇心を刺激し、話題になりやすいでしょう。
本施策により「かむかむシリーズ」の既存ファンだけでなく、話題性を求める若年層という多くのターゲットを獲得することが見込まれます。
【謎解き×サワー】の新発想施策
「かむかむ なんの味??サワー」は「飲むまで味がわからない」という“謎解き”要素を活かし、消費者の好奇心を刺激することで、購買意欲を高める工夫が施されている商品。
SNSでの話題化を促し、公式Instagramと連動した「正解発表」によってエンゲージメントを向上させる仕掛けが組み込まれている点は、現代のマーケティング戦略として秀逸といえます。
「かむかむシリーズ」のファンはもちろん、新しいもの好きな若年層にとっても魅力的な商品となる気配。本プロモーションの手法が、今後の飲料市場にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきたい施策でした。
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