2025.02.19

あの「チャリ走」をオマージュ！農機具王、新作ゲーム「トラ走」で農機具の魅力を発信

株式会社リンクが運営する中古農機具の売買専門店「農機具王」は、農機具の魅力を広く伝えるため、新作ゲーム「トラクターで無限に走れ！～トラ走～」を開発しました。

本ゲームは2025年1月31日(金)より提供が開始され、誰でも簡単にアクセスできる環境を用意。ゲーム初心者でも直感的に操作できる設計になっているため、普段ゲームをしない人でも気軽にプレイできます。

ゲームの概要

「トラ走」はかつて大ヒットした横スクロールアクションゲーム「チャリ走」をオマージュしたシンプルながら奥深いアクションゲーム。プレイヤーはトラクターを操作しながら障害物を避け、どこまでも走り続けることを目指します。

ゲームのスコアは進んだ距離に応じて加算される仕組みになっており、直感的な操作で誰でもすぐに楽しめる一方、高得点を狙うには緻密なコントロールが求められるのも特徴的。トラクターのダイナミックな動きを体感しながら、自然と農機具の存在を身近に感じられるでしょう。

なお、本ゲームはWebブラウザ対応であり、PCやスマートフォンのどちらでも無料でプレイ可能なのも魅力のひとつ。もともと「チャリ走」に馴染みのある世代にとっては親しみやすく、新規ユーザーの獲得が期待されます。

開発の背景

農業に携わっていない人にとって、トラクターをはじめとする農機具はなじみの薄い存在。しかし農業の現場では欠かせない重要な役割を担っており、多くの人にその存在を知ってもらうことが求められています。

そこで「農機具王」は、農機具に興味がない人でも自然と関心を持つことができるゲームの開発に着手しました。「トラ走」は農業や農機具に縁のない方にも気軽に楽しんでもらうことを目的に設計されており、シンプルながらもやりこみ要素が詰まったゲーム性が特徴。子どもから大人まで幅広い層が楽しめるため、世代を超えて農業や農機具の魅力を伝えられそうです。

「トラ走」のターゲット層と期待される効果

具体的な本作のターゲットは「農業に馴染みのない一般層」「子どもや若年層」「農業関係者や農機具の購入を検討している層」であることが伺えます。一般層に対しては、ゲームを通じて農機具に触れる機会を提供し「こんな機械があるのか」と興味を持ってもらうことが狙いとしてありそうです。

子どもや若年層にとっては農業を身近に感じるきっかけとなり、将来的に農業や農機具の世界に関心を持ってくれる可能性を創出。また、農業関係者にとっては「農機具王」のブランド認知度向上につながり、実際の農機具売買を促進する効果も見込めるでしょう。

昨今、農業業界では高齢化が進み、担い手不足が深刻な課題となっています。若い世代に農業の魅力を伝え、関心を持ってもらうことは急務。「トラ走」はゲームという親しみやすいコンテンツを活用することで、新しい層に農機具の魅力を伝える手段となるはずです。

遊びながら農機具に触れる、新しいPRの形

「トラ走」は農業や農機具に関心のない層に向けて、ゲームを通じて情報を発信する新しいPR施策。従来の広告やPR記事とは異なり、ユーザーが実際に「体感」できるコンテンツのため、農機具の存在をより身近に感じてもらいやすいでしょう。単なる宣伝ではなく、ゲームをプレイする中で自然と農機具の魅力を知ってもらうことができる点は秀逸です。

また「トラクターの操作が意外と難しい」「もっとスコアを伸ばしたい」といったプレイヤーの競争意識を刺激することで、より多くの人が「トラ走」に興味を持ち、プレイする動機となるはず。話題性が高まりSNSで拡散されれば、さらに認知度を広める可能性もあります。

「トラ走」のようなゲームを活用したPR施策は、従来の方法ではリーチできなかった層へアプローチできる有効な手段。遊びながら農機具の世界に触れられるこの新たな試みである本施策は、今後の農業界のプロモーションのモデルケースとなる可能性を秘めた取り組みでした。