アートで落書き問題を解決?!渋谷の空き壁を彩る「シブヤキャンバス」始動
渋谷に特化した不動産事業を行う太平洋商事株式会社と、一般社団法人サステナブル芸術創造機構は、アートを通じた社会課題の解決を目指す新たなプロジェクト「シブヤキャンバス」を開始しました。
このプロジェクトは、渋谷周辺の空きスペースや壁面をアートの展示場として活用し、若手アーティストの作品を掲載する取り組みで、多様性と創造性溢れる渋谷の街がアートでさらに鮮やかに彩られます。
取り組みの背景として、渋谷の街の「落書き問題」があり、これまで落書きを消しても新たに描かれてしまうといった状態が続いていたとのこと。落書きを消した壁や、未使用になっていたスペースにアートを展示することで、街の景観を損ねるだけでなく地域のイメージへも悪影響を及ぼす社会課題の解決を目指しています。
プロジェクトの第一弾では、4名の若手アーティストの作品を展示。作品は、渋谷センター街の各所に点在しているため、アートを巡ることで街の回遊にも繋がり、新たなアート体験として街の魅力を発見するきっかけにもなりそうです。
さらに、若手アーティストにとっても「シブヤキャンバス」は作品展示の機会創出に繋がり、収益の一部は参加アーティストの創作支援に還元されます。アーティスト支援により、新たな才能が開花したり、渋谷の街の文化的価値が高まることで、地域の課題解決や魅力度アップに繋がるという循環型モデルとなっており、持続可能なプロジェクトとなるよう工夫されています。
「アート」というこれまでにない手法で社会課題の解決に取り組んでいる本プロジェクト。若手アーティストの斬新な作品が、多様な文化や流行の発信地でもある渋谷という街にマッチする施策となりそうです。
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