まるで秘密結社。新進気鋭「Dollar Shave Club」の正体とは?
創業してからわずか数年でユニリーバの傘下となった新進気鋭のメンズグルーミングブランド・Dollar Shave Club。無骨ながらもどことなく遊び心が伺えるトンマナの同ブランドは、ヒゲや体毛を個性として捉えるアメリカの若者から支持されています。その魅力を独特なユーモアとともに映像に落とし込んだCMが公開されました。
舞台となるのは、男性限定の秘密結社を彷彿とさせるようなバーバー。ブランド名にも入っている“Club”という単語をフックに、限られた人しか入会できない組織として自社を表現しているのです。受付で合言葉を言うことで中へ入れてもらった主人公がDollar Shave Clubのさまざまな商品に触れる様子が描かれています。カミソリだけでなくムースやクリームをはじめとした商品をジャケットの内側に隠し持っていた“Club”の案内人。至って真面目に商品の説明をしているだけなのに、設定も相まってそのシュールさが笑いを誘います。
特徴的なブランド名をクリエイティブに活用し、セリフや登場人物だけでなく設定そのものに反映させることで唯一無二の世界観を体現した事例と言えるでしょう。一度聞いたら忘れないようなインパクトを持ったブランド名の広告を企画する際のヒントになるかもしれません。
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