フィルムカメラで観光しながら地域活性化。「商店街まちごとスタジオ化」施策とは

SEKAI HOTEL株式会社は、2025年が昭和から数えて100年目となるのを記念し、東大阪市・布施商店街を舞台に、宿泊者がフィルムカメラを手に思い出を残す企画「#昭和100年目の商店街」を実施します。

SEKAI HOTELは、商店街のまち全体を一つのホテルに見立てて運営する”まちごとホテル”を展開しています。昭和時代に栄えた布施商店街を舞台に運営される「SEKAI HOTEL Fuse」では、地域に点在する空き家がリノベーションされ客室として使用されるほか、商店街の喫茶店や定食屋、居酒屋で食事を楽しみ、銭湯のお風呂を利用するなど、ホテルの機能を商店街内に分散させ、宿泊を通して地域の文化や暮らしを体感できる施設となっています。

企画では、宿泊ゲストにフィルムコンパクトカメラを無料で貸し出し、昭和の風情を色濃く残す布施商店街を撮影できます。昭和当時に人気を博したレトロなカメラと共に下町の商店街を散策することで、昭和・大阪への没入感の高い体験ができそうです。

ホテルには、滞在中に撮影した写真を使い、旅の感想を記録できるスクラップブックも用意されており、宿泊者同士で地域の良さを伝え合い、商店街の魅力づけに繋がるよう工夫されています。

撮影されたヴィンテージな写真は、「#昭和100年目の商店街」のハッシュタグで各種SNSへ投稿することで、SEKAI HOTEL Fuse公式SNSで紹介されるほか、布施商店街のPR素材としても活用される予定です。観光を楽しみながら地域貢献ができるという、企業・顧客・地域の三方良しの企画になっています。

「まちごとホテル」のコンセプトを「商店街まちごとスタジオ化」という企画に落とし込み、「昭和レトロ」という街の資源を有効活用しています。昭和の雰囲気が残る商店街と令和の感性のコラボレーションが、どんな作品を生み出すのか楽しみな施策です。

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