多文化であるとはどういうことか?米・トヨタのリアルなCM
カリフォルニアははじめとしたアメリカ西海岸の州では、いわゆるヒスパニック系やアジア系のコミュニティが存在しており、どんな業界であれ彼らの存在を考慮せずしてビジネスを成功させることはできないと言われています。さまざまな文化的背景の上に成り立つインサイトや、そこから生まれる多様な需要を満たす製品ラインナップを準備していることを伝えるために現地のトヨタが2本のCMを公開しました。
“Multicultural(多文化であるということ)”という動画には、ヒスパニック系の家族が娘のためにトヨタ車を買う様子を描いたバージョンと、アジア系、アフリカ系の友人グループがキャンプの準備をするバージョンがあります。それぞれが車を実際に使用する様子を描くことで、トヨタがいかに多種多様な背景を持つ人の生活を彩っているかを表現しています。
クリエイティブの企画としてはストレートな内容である一方で、その裏にはしっかりと顧客ターゲットがどのような人であるかを研究していることが伺えます。誰に向けたCMなのかを考え抜いた上でどのようなメッセージにするのかを決める、当たり前と言えば当たり前の重要性を改めて認識させてくれる事例でした。
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