食品業界の宣伝担当必見！？シズルだらけの長尺CM

ビールが泡立つ瞬間や、グリルの上に乗せられたステーキが焼き上がっていく様子、新鮮な野菜が切られる瞬間から光り輝くシャリの上を寿司ネタが跳ねる刹那まで……食品や飲料のCMには“シズル”と呼ばれるおいしさの表現するための専用カットが数多く登場します。

たとえ一瞬しか画面に映らなかったとしても、映像上で商品の良さをアピールするためにはいかにおいしく見せるかがとにかく重要です。このたびドバイのステーキハウス・Ambrosiaが公開した長尺CMは2分弱の映像の中にこれでもかと言わんばかりのシズルカットが登場します。

新鮮なレタスの上にオリーブオイルがかけられるシーン、ハンバーガーのパティがグリルされるシーン、みずみずしいトマトが画面を軽快に横切るシーンにいたるまで、とにかくさまざまな食材が画面上をダイナミックに踊るカットが満載のCMは、もはや食品関係のマーケッターなら必見と言ってもいいほどのシズルの宝庫。液体が描く美しいアーチから油が跳ねる様子まで、見ているだけで食欲をそそる表現が最初から最後まで詰まっています。

季節や地域を問わず世界中で日々公開されているさまざまな食品関連CMにおいて、今後の大きなヒントが隠されているような映像でした。キャッチフレーズやBGMなどに頼らず、シズル感だけで食べ物の魅力を訴えかけるCMは、見ているだけでお腹が空いてきそうです。

その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/