へこんだときこそおいしいごはんを！3回目を迎えるミツカンの「凹メシ」プロジェクト

株式会社Mizkan は、「おいしいごはんを食べることで、心まで健康になってもらいたい」という思いから、へこんだ気持ちをごはんの力で元気づける「凹（へこ）メシ」プロジェクトを2022年に始動。活動の一環として、へこんでいる人をおいしいごはんの力で元気づける「凹メシ食堂」のイベントをこれまでに2回開催してきました。

第3弾となる今回は、7月にXで実施した「#凹んだ私のもとに来てミツカン」キャンペーンで寄せられた約1200件のへこみエピソードをもとに、出張先を愛知県に決定。10月16日（水）～10月18日（金）の3日間限定で「出張凹メシ食堂」を名古屋駅JRゲートタワーイベントスペースにオープンします。会場では、味ぽんⓇを使用したオリジナルの温かい丼ものを提供するとのことです。

同社はこのイベントとあわせ、Xキャンペーンで集まった投稿から興味深いへこみエピソードをまとめた「日本全国凹み地図」を公開しました。寄せられたエピソードをもとに、投稿件数（人口比）の多さに応じて色で視覚化しているそうです。例えば、群馬県は「グンマーと言われて未開の地だと思われている…」、鳥取県は「砂丘しかないと思われがち」など、地元ならではの切実なへこみが寄せられています。

今回、出張先として選ばれた愛知県の人々から寄せられたエピソードは、「ライブやイベントなどで『名古屋飛ばし』されがち」、「観光地が少ないと言われる」など、これまた悲壮感たっぷり。そんな愛知県民に対して、あたたかい丼ものを届けることで元気づけを狙います。また、Xキャンペーンで募った47都道府県の凹みも紹介することで、自身の出身地のへこみエピソードを見つけるなど楽しめそうです。

凹んだときこそおいしいごはんを……という同社の思いに共感できる施策。Mizkan＝ウェルビーイングの実現に向けて取り組む企業、とのポジティブなイメージ作りにも貢献しそうなマーケティング事例でした。

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