自治体で初!練馬区役所、エスカレーター手すりにゆうどうマークと有料広告の掲出を開始

「エスカレーター事故をゼロにする」ことを理念に掲げている株式会社UDエスカレーターは、東京都練馬区役所内のエスカレーター手すりにユニバーサルデザインの導入と有料広告の掲出を開始しました。このような取り組みは自治体で初とのことです。

エスカレーターは、高齢者などの視覚やバランス感覚が低下している人にとって、転倒のリスクを伴う移動手段です。株式会社UDエスカレーターは、エスカレーターの手すりに約1m間隔で「ゆうどうマーク」を設置し、ユニバーサルデザイン(技術)を施すことで、エスカレーター転倒事故の削減を目指しています。

3年前から東京都理学療法士協会と連携し、エスカレーター手すりに同協会の啓発文言を掲載している練馬区役所は、今回、エスカレーターを媒体とした有料広告の募集も実施。株式会社ジェイコム東京および一般社団法人練馬区医師会からの応募があり、同社の認知を促すデザインを手すりに掲出したといいます。

エスカレーター手すりに「ゆうどうマーク」を設置することで、利用者にスピード感や進行方向を周知し、エスカレーターの転倒事故を未然に防ぎます。また、広告主の獲得は、自治体の財源確保にも貢献できるとのことです。

自治体の財源不足が叫ばれる中、全国の自治体にどこまで広がっていくのかが気になる施策。“区役所の利用者”という限られたターゲット層に対して周知できるため、広告を掲出したい地域の企業も多いのではないでしょうか。広告掲載と同時にエスカレーター事故防止にも貢献でき、自治体・企業・利用者の三方よしを叶える広告事例でした。

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