ファッション業界のSDGsに新たな旋風。鉄工所跡地に複合施設をオープンする意図とは
株式会社ウィファブリックは、大阪市の北加賀谷にサステナビリティやパーマカルチャーを体感できる複合施設「SMASELL SUSTAINABLE COMMUNE」を2024年8月9日(金)にグランドオープンしました。
持続可能なファッションを提唱するプラットフォーム「スマセル」を通じて、循環型社会を目指す同社。今回、約60年間鉄工所として使われていた跡地の廃工場をリノベーションした約200坪の敷地に、衣・食・住にまつわる、人や環境にやさしいブランドが集結しました。
ファッション、インテリア、コスメ、フード、アート、音楽といった幅広いカテゴリーのサステナブルな商品がならび、ランチやショッピングを楽しみながらSDGsを体験できる集いの場所となっています。
ブランドやショップで商品を購入すると、レジで100円相当の木のコインが手渡される仕組みも。このコインをNGO団体(森林保全団体・戦地の難民支援・地震の被災地等)の寄付ボックスへ投函することで、寄付ができます。また、要らなくなった絵本やおもちゃを持ってきた数の分だけ持ち帰れる、物々交換スペースも設置しているとのことです。
衣服の大量生産・大量廃棄など、環境問題への影響が危惧されるファッション業界。多くの工場が立ち並び、ものが大切につくられ、なおされてきた歴史とストーリーが残る北加賀屋の地に、サステナビリティの体験施設が誕生しました。大阪からの新たな発信に、今後も注目したい取り組みです。
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