源氏パイ・チョコバット・かにぱん・カンパンが擬人化!?あえて”人間感強め”な新CM

パイやクッキー、チョコレート加工品などを製造・販売する菓子メーカーの三立製菓株式会社は、代表商品である「源氏パイ」「チョコバット」「かにぱん」「カンパン」がコミカルに登場する新CM『三立製菓のおかしな菓子たち結婚式』篇を2024年8月12日(月・祝)より公開しました。創立103年と歴史のある三立製菓ですが、商品ごとではない企業CMの制作は初めてとなります。

CMの舞台は教会での結婚式。結婚行進曲が流れるなか登場したのは、なんと新婦の姿となった「源氏パイ」。燕尾服姿の新婦の父「チョコバット」とバージンロードを歩いています。続いて、タキシード姿の新郎「カンパン」、新郎新婦を見守る新婦の母「かにぱん」も登場し、二人の門出を祝います。

結婚式というシチュエーションらしく、「愛」にちなんだ登場人物のセリフにも注目。ハート型がトレードマークでサクサク食感が特徴の新婦・源氏パイが「愛が割れないように」と話しかけると、保存期間5年で非常食として支持される新郎・カンパンは「5年は一緒にいられるよ」と答えます。

割れ目に沿ってちぎり、いろいろな形にしながら楽しめる新婦の母・かにぱんは「愛のちぎりね〜」、くじ付きの新婦の父・チョコバットは「当たりハズレがあるけどな」と一言。キャッチコピーである「変わらぬ愛をずっと」へ繋げつつ、商品の特徴をキャッチーに伝えるよう工夫されています。

代表商品を擬人化にするという手法ですが、奇を衒ったキャラクター化ではなく、あえて頭部分が商品そのままになっているというユーモアたっぷりな表現を採用しているこのCM。思わずクスッと笑える表現で「おかしなお菓子を通して笑顔になってもらいたい」という三立製菓の想いが伝わり、視聴者の好感をさらに呼び込みそうな企画です。

CMに登場するチョコバットは今年で誕生60周年、かにぱんは誕生50周年。長年愛される商品の個性と、企業の商品づくりへの情熱が存分に伝わるCMです。

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