アメリカに突如、謎のOOHが出現! パリ五輪に合わせたユーモアあふれる施策

イスラエル発のフリーランス向けクラウドソーシングサービスFiverrは、さまざまな国と地域の小規模事業者とフリーランスを繋ぐことで、通常であれば物理的な距離が原因で取引ができないような者同士で協業する機会を提供しています。そんなFiverrは、2024年パリオリンピック(パリ五輪)の開催に合わせて自社のサービス特長を伝えるためのOOHを、なぜかフランス・パリではない複数の場所で公開しました。

OOHが公開されたのは、アメリカのテキサス州、テネシー州、ニューヨーク州でした。より具体的に言うと、この3つの州にある“Paris”という名前の街のロードサイドに掲出されたのです。

まったく異なる場所にある、パリ五輪の開催地と同じ名前の街に掲出されたビジュアルには「パリ在住の皆さま、何百万人もの観光客がいずれなだれ込むことでしょう…フランスのパリに。遠く離れた場所に住むあなたには関係のない話なので、Fiverrを通じてフリーランスと繋がり自社の売上をブーストさせましょう」と書かれています。

世界中のメディアが注目する一大イベントのタイミングに合わせて自社の存在感をアピールするためにFiverrが行ったのは、高額な公式スポンサー料を払ったり、価格が高騰しているであろうフランス・パリのOOH枠を活用したりといった王道の手法ではなく、開催地と同じ名前の全く関係のない街のごく平凡な媒体を使うというユーモアあふれるアプローチでした。

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